※ 当サイトではアドセンス、アフィリエイト広告を利用しています。

ロシアとベラルーシの国境が通過できなかったのでちょっと焦った話!

      2018/03/08

世界地図

 

日本を出発する前、ベラルーシからロシアとの国境を通過してモスクワに向かい、日本へ戻る計画を立てていました。

 

ですが、実際に外国人がこの国境を通過することはできません。今のところ空路だけが唯一の移動手段です。事前に調べて通過できると思っていても現地の情報が一番確かなものでした。

 

これからこの両国に旅行に行かれる方に、注意すべきことなど参考になれば幸いです。

 

 

ロシアーベラルーシ国境の移動は注意

ベラルーシ 国旗

 

ほんとはベラルーシのミンスクからecolinesのバスでモスクワに行くつもりでした。

 

 サンクトペテルブルクから次の目的地である、バルト三国のエストニア・タリンに行くことにしました。 ここからは電車やバスで移動する行き方がありますが、今回はバルト三国を中心に運行している、格安バス会社のLux Expressを利用してタリンに向かうことにしました。 オンライン予約も簡単にでき、乗ってみた感想等ご紹介したいと思います。  格安バスのEcolinesとLux Express バルト三国を中心に運行している格安バスのEcolinesとLux expressは、この方面を旅行するにはとても便利な乗り物です。&...

 

外国人がこの国境を通過するのを事前に調べてみても、いろいろ情報が錯綜して確かなものが見当たりません。

 

現地で状況を確認するため、ミンスクのバスターミナル向かいにあるecolinesオフィスで確認したところ、ベラルーシ人とロシア人しか国境を越えられないと言うことです。出入国管理事務所がないのが理由だそうです。

 

ロシア 国旗

 

バスのチケットはオンライン購入できますが、バスのチケットを持っていても乗車拒否されます。ホームページにもその事が記載されています。

 

ベラルーシとロシアの出入国カードは同じなので外国人でも問題ないはずですが(地球の歩き方に記載)、国境には出入国管理事務所がないので、ロシア、ベラルーシ国籍以外の方は国境を通過することができません。

 

 世界には、LCC(格安航空会社)がたくさんありますが、その中でも軍を抜いて多いのがヨーロッパのLCCです。 ヨーロッパは、バスや鉄道などの交通が発達しているので、それだけでも充分問題なく快適なんですが、とにかく移動費が高くなってしまい困ります。 そこで、登場するのがLCCなわけです。ヨーロッパにある各国のLCCを調べてみました。  LCCとは LCCとは、Low Cost Carryの頭文字を略称され、「格安航空会社」のことを意味します。 低価格運賃、効率化の向上、サービスの簡素化により、費用...

 

今は空路だけしか移動するしかないようです。電車もおそらく無理でしょう。

 

 

 

旅にはハプニングが付きもの

私は困りました。入国カードにはベラルーシの後はモスクワに行くという大きな文字が書いてあるのです。

 

飛行機は高すぎるので予算オーバー、バスか電車しか選択肢がありません。ここで入国先がモスクワと書いてあるのに他の国に行けるのかも疑問。

 

それに2日後の夕方にはモスクワからのフライトがあり時間がないのです。

 

ウクライナやポーランド方面に行くのは逆方向。するとリトアニアに戻るしかありません。でもトランジットビザ(通過ビザ)でベラルーシに来ているのにリトアニアに戻るのはおかしな話。

 

 ラトビアのリガからシャウレイに寄り道した後、リトアニアの首都ビリニュスに向かいました。 バルト三国の旅もそろそろ終盤になり、どこも小さい国なので移動が楽で快適でとてもスムーズに旅ができました。 ビリニュス旧市街は見所が多いので、前半・後半に分けてご紹介します。  ビリニュス到着 シャウレイから電車に乗りビリニュスに到着しました。  じゃらんnetで予約してある「B&B&B&B&B」ホステルは歩いて行ける距離なので徒歩で向かいます。  目的地周辺に...

 

 ビリニュス旧市街観光の続き後半です。今回は聖アンナ教会から王宮周辺などを紹介したいと思います。 ビリニュスには、日本のシンドラーと呼ばれる杉原千畝の記念碑が建てられている公園があり、桜もきれいに咲いているということで、こちらも行ってみることにしました。  ビリニュス旧市街観光(後半) ビリニュス観光後半です。もう一つの旧市街ウジュピスから聖アンナ教会に行き、ここからスタートしました。   寄り添うようにたたずむ2つの教会が見せる美しさ、あのナポレオンも惚れ惚れ...

 

しかし、これしか方法がないしベラルーシも明日の0時までには出国しないといけないので、とりあえずリトアニアに戻ることを決めました。そうと決まればミンスク観光です。

 

 ビリニュス観光を終え次の目的地はベラルーシのミンスクです。 日本人が陸路でベラルーシに入国するにはビザが必要で、ラトビアのリガでトランジット(通過ビザ)を事前に取得していたので48時間以内の滞在が認められます。  観光する時間も少しだけでしたが記憶に残る旅ができました。まだまだ旅行者の数は少ないので今がオススメな時なのかもしれません。この機会にベラルーシに行ってみましょう。  ビリニュスからミンスクへ ビリニュスからはecolinesのバスを予約してミンスクに向かうことに...

 

困ったときはなんとかするさ

どこへ行くべきか

 

翌日、バスターミナルに行きリトアニアのビリニュスに行くことを決めました。とにかくこの国を出ることが優先順位です。

 

バスに乗り込み2~3時間程でベラルーシの出入国管理事務所に着きました。私の予想通り、入念にパスポートチェックをされ他の職員も来ていろいろ話しています。

 

こちらはダメ元で来ているのでどうなっても受け入れる体制は整っています。やはりモスクワ入国が引っ掛かっているようです。

 

しかし時間はすごくかかりましたが、なんとかスタンプを押してもらい出国することができました。

 

そして次にリトアニアの出入国管理事務所ですが、あっけないほど簡単な入国手続きで無事リトアニアに入国です。

 

困っても解決策は必ずある

でも休んでなんかいられません。モスクワからのフライトは明日の夕方なんです。リトアニアから電車でモスクワに向かうにはベラルーシを通るのでダメ、バスだとリガ方面に行かないといけません。

 

 タリン観光後、次の目的地ラトビアのリガまでバスで行きました。ラトビアに入ってから急に暖かくなり、タリンのあの寒さは一体何だったんだろうと不思議に思えてきます。 そうゆう訳で体も動きやすくなったので、思う存分リガ歴史地区を観光してきました。 それと今回の旅で重要なミッションの1つ「ベラルーシのトランジットビザをリガで取得する」という大事なミッションがあったので、観光とうまく交ぜながらのリガ滞在です。  直感的に良い所だと感じたリガの街 タリンからのバスは、のどかな風景を...

 

リガからモスクワ行きの電車はあるのですが、果たしてここも通過できるのか疑問。ロシアとの陸路国境は複雑で旅行者泣かせです。

 

どうしたものかと考えた末、確実に行けるのはサンクトペテルブルクまで夜行バスで向かい、そこから超特急サプサン号に乗れば4時間でモスクワに着くことができなんとか間に合うというもの。

 

 サンクトペテルブルクにはノヴゴロドからバスで3〜4時間ほどと近く、イタリアのヴェネツィアと並ぶ「水の都」と言われるほど美しい所です。 モスクワよりも観光客が多く見所もたくさんあり、まさに国際観光都市の名にふさわしいきれいな都市です。 そんな素敵なサンクトペテルブルクを観光する中で、まず最初に有名な「血の上の救世主教会」に行ってみました。  サンクトペテルブルク到着サンクトペテルブルクに到着した途端、天気は雪に変わり更に寒さが強くなりました。ノヴゴロドからのバスをメトロ駅で...

 

もうこれしかないとビリニュスからサンクトペテルブルク行きのバスの切符を買います。このバスはリガで乗り換えしないといけないバスですが問題ありません。

 

ロシア鉄道再び

そうと決まればサプサン号の切符をオンライン購入します。

 

 モスクワ観光後、次の目的地であるノヴゴロドに行くことを決めました。サンクトペテルブルクに行く前に、どこか静かな田舎町に行きたいと思っていたので寄り道してみることにしたのです。 そこまで最初はバスで行こうと考えていたのですが、ロシアの風景が少し平凡すぎる用な感じがしたので、夜行寝台列車で行くことにし、早速、オンライン予約してみることにしました。 今やロシア鉄道の予約もネットで簡単にできるということなので便利になったものです。予約から発券までの流れを解説したいと思います。 &...

 

2度目の購入ということで、今回もロシア語のまま予約を済まします。席はたくさん空いていたのですぐ購入することはできましたがめちゃくちゃ高い。

 

仕方ないです超特急なんですから、日本で言うと新幹線並みの列車です。お値段3999P(約8000円)

 

モスクワから夜行普通列車+バスで来た時は、片道合計2000円ほどだったので約4倍の値段です。

 

 ロシア鉄道のオンライン予約でチケットを購入したので、モスクワからノヴゴロドまで3等寝台列車に乗って移動してみました。 初ロシア鉄道ということで、どんなものかと想像していましたが、とても快適で私は3等寝台列車で十分でした。 実際に乗車するところから目的地に到着するまでの感想などを紹介したいと思います。  出発前 ノヴゴロド行きの夜行列車は22時発だったので、それまでの時間モスクワ観光をしました。   夜のライトアップのクレムリンやポクロフスキー聖堂も見てみたかったの...

 

しかし、これしか方法がないので仕方ありません。乗る予定もなかったサプサン号に乗れるので、これもなにかの縁なのでしょう。

 

帰国後、在ロシア日本国大使館のホームページにも、ロシアーベラルーシ間は空路移動を促している記事が出ていました。きっと私のような状況になった方がいるのでしょう。

 

状況は現地の情報が1番確かなので、まず情報収集から入ったほうが無駄なく進めることができるでしょう。

 

まとめ

今回、帰国前にこのような事態に遭遇したことで、帰国できるか危うい状況で少し焦ったけど、落ち着いて考え行動すれば解決できるということを今更ながら学びました。

 

ロシアもベラルーシも良い所なので、これから旅行に行かれる方の参考になれば良いかなと思います。

 

 ロシア行きの航空券を購入したのですが、日本人がロシアに入国するにはビザが必要になります。 昔、ロシアビザといえばなかなか面倒で費用がかかって取得するのに苦労したものでしたが、今は、それ程面倒でもなくむしろ簡単に取得することが出来るようになりました。 私は、関西在住者なので、ロシア領事館のある大阪で取得してみることにし、今回は、予約確認書&バウチャーの取得までと記入の仕方などを解説したいと思います。  ロシア観光ビザ申請に必要なもの ロシアの観光ビザを取得するためには...

 

 今回の旅でロシアからベラルーシ辺りまでの旅を考えていたのですが、ロシアの観光ビザは大阪にあるロシア領事館で取得できたので、残るはベラルーシのトランジットビザ(通過ビザ)取得だけとなりました。 東京にある駐日ベラルーシ大使館でも取得することが可能で、嬉しいことに遠方の方でも郵送で申請する事ができます。 私も最初はそのつもりでしたが、問い合わせをした時の対応がなんだかしっくりこなくて、不安がよぎったので現地についてから取得しようと考え日本では取得しませんでした。 そこで、どこで...

 

 - ベラルーシ, ヨーロッパ, ロシア