サンクトペテルブルク発祥の地のペトロパブロフスク要塞を散策する!
2018/03/08
サンクトペテルブルク2日目の朝、ぐっすり眠れたので疲れも少し取れたようです。本日の観光は、夏の庭園とペトロパブロフスク要塞、宮殿広場とエルミタージュ美術館の観光です。
運良く宿泊していたホステルから近いので、ゆっくり移動しながら観光しようと思いました。
ネヴァ川は美しく、行き交う船を眺めていると、水の都・サンクトペテルブルクと言われるのが少しわかるような気がしました。
では出発しましょう!今回は、ペトロパブロフスク要塞をご紹介です。
ペトロパブロフスク要塞
最初に夏の庭園を見に行くつもりでしたが、まだ時期が早かったようで、5月からしか観光できないようです。仕方ないのでペトロパブロフスク要塞に向かいます。
ペトロパブロフスク要塞があるエリアは、エルミタージュ美術館がある場所とはネヴァ川を挟んだ向かい側にあります。
ネヴァ川に架かるトロイツキー橋を渡る途中、橋の上から眺めるペトロパブロフスク要塞やエルミタージュ美術館、遠くに見えるイサク聖堂などの眺めがとてもきれいでした。
少しずつ進むごとに姿を変えていく風景を見ていると、ほんとに綺麗なところだなと嬉しくなります。今日のサンクトペテルブルクの天気は良いですが相変わらず寒いです。
寒いけど暖かい?
要塞に近づいて行くと何か異様な光景が目に飛び込んできました。じっと見てみると、要塞の外で日光浴をしている集団がいます!こんなに寒いのに!
確かに風さえ当たらなければ天気が良いので暖かいのですが、それにしてもこの寒い中、水着姿で日光浴をしてるのはさすがロシアですね。道行く観光客は皆眺めていました。
そこまでして日光浴をするのは、ロシア人しかわからない感覚なのでしょうね。寒さの厳しいところですからね。
うさぎ島に最強戦士が・・
そして要塞の入り口、イオアンノフ門から中に入ります。少し歩き疲れたのでベンチで休んでいると、何やらどこかで見たことがあるものが置いてありました。
ドラゴンボールでベジータやギニュー特戦隊が乗ってきた宇宙船に似てますね。
もしかしてサンクトペテルブルクには最強戦士がいるのか?
あ、いた!最強戦士!
ただのうさぎの像でした。この島はうさぎ島と言うので、うさぎの像があるのでしょうね。
丸い物体も宇宙船の帰還カプセルのようで、近くに宇宙とロケットの博物館があったので展示してあるものでしょう。
ペトロパブロフスク聖堂
ペトロパブロフスク要塞には幾つかの博物館などがありますが、メインの観光はペトロパブロフスク聖堂です。
ペトロフ門から中へ入り、そのまま進んで行くと、かなり高さのある聖堂が見えてきました。キラキラと輝く尖塔が印象的で美しく見えます。
聖堂内部はきらびやかで見応えのあるものらしいのですが、何度も教会を見学していると、どこの教会も同じ様に思えてしまい外観だけで十分でした。
その他の見所
それぞれの博物館や聖堂をくまなく見ていると、時間があっても足りないくらいです。入場料も割りと高いので結構な出費にもなります。
この後はエルミタージュ美術館に行く予定なので、時間も体力も温存することにし、ざーと見るだけにしました。時間のない旅行者には仕方ないですね。
城壁の上の遊歩道は歩けるようになっていて、対岸にあるエルミタージュ美術館や町並みを見ることができます。
そして、もう一方の出口、ニコリスク門からペトロパブロフスク要塞を後にし、ネヴァ川沿いを歩いていると美しい風景を見ることができます。
川沿いの歩道を歩いていると大きな船が止まっていました。
船の半分が飲食店で、もう半分はスポーツジムになっています。
船の周囲には囲いがあり、ミニ大砲が可愛くて思わず顔が緩んでしまいました。
船とペトロパブロフスク聖堂のコントラストが素敵ですね。
そのまま道なりに進み橋を渡ると、ヴァシリエフスキー島の岬に入ります。ここにはロストラの燈台柱があり、昔の燈台のようです。ここからの眺めも良かったですね。
近くには動物学博物館もあり、マンモスの子供のミイラ”マーシャ”が見れます。
宮殿橋を渡り、お腹がペコペコなので昼食を取り、ようやくエルミタージュ美術館に到着です。
まとめ
ロシアの観光は、見所がたくさんありすぎて時間のない旅行者にとっては、ほんとに辛いところです。日程に余裕を持って旅行することをおすすめします。
今回見れなかったところが多すぎて残念ですが、またリベンジしましょう。