ベラルーシのミンスクは何もかも素晴らしい穴場的な所!人が親切なのはやっぱり魅力的!
2018/03/08
ビリニュス観光を終え次の目的地はベラルーシのミンスクです。
日本人が陸路でベラルーシに入国するにはビザが必要で、ラトビアのリガでトランジット(通過ビザ)を事前に取得していたので48時間以内の滞在が認められます。
観光する時間も少しだけでしたが記憶に残る旅ができました。まだまだ旅行者の数は少ないので今がオススメな時なのかもしれません。この機会にベラルーシに行ってみましょう。
ビリニュスからミンスクへ
ビリニュスからはecolinesのバスを予約してミンスクに向かうことにしました。運賃は11ユーロ。片道4時間。
ベラルーシはシェンゲン協定加盟国ではないので、国境検査なしで通過することができません。なのでリトアニア、ベラルーシ両国で出入国手続きをする必要があります。
リトアニア・ベラルーシ国境
今回利用したバスはマラジェチナ方面に行く遠回りルートのようで少し時間がかかりました。国境へは1時間ほどでリトアニア側の出国審査事務所に着きました。
ですが、またしてもここでパスポートのチェックに時間がかかります。なぜなんでしょうね。
電車で国境を通過する場合は、職員が車内に乗り込んでくるので、いちいち降りる必要がなくこちらの方が楽です。
そして次にベラルーシの入国審査です。ここはスムーズでしたがベラルーシの後どこに行くかと聞かれ、モスクワに行くと答えると出入国カードに”MOSCOW”と大きな字で記入されました。
そう、この時点では陸路でモスクワに行く予定だったのです。そしてバスに乗り込みミンスクへ向かいます。
ベラルーシのミンスクへ
のどかな景色を眺めながらの旅は格別に気持ちが良く、バスでのんびり移動するこの一時が快感です。
段々と近づくに連れ車の数も増え、背の高い建物などが目立つようになってきました。
そしてミンスクのバスターミナルに到着です。バスターミナルは駅と隣接しているので、とても便利な場所にあります。ecolinesのオフィスも道路を挟んだ向かいにあるし両替所も建物内にあります。
ベラルーシはユーロが使えると思っている人が意外に多いのですが、ユーロは使えないので両替する必要があります。
両替所は決まった営業時間があるので、並んでいても時間が来たら容赦なく閉められてしまいます。
両替には時間がかかるので事前に少し両替していくか、手数料が安いプリペイドカード等を利用した方が良いでしょう。
宿泊したホテル
早速、予約したホステルにメトロで向かいます。場所がわかりにくかったのでベラルーシ人に尋ねると、みんな親切な人ばかりですごく気持ちの良いスタートがきれました。
今回宿泊するホテルは「HOTEL SPORT」という所。メトロに乗ってAKADEMIA NAVUK駅で下車、歩いて5分ほどの所です。
ですが、方向がわからずベラルーシ人に再び尋ねると皆親切に教えてくれました。観光客が少ないとこんな感じなんですよね。若い人は意外に英語を話せる人が多かったです。
だんだん観光地化されて観光客が多くなっていくと、人の心も少しずつ変わっていくので今がオススメな時かと。
今まで観光客が増えていくことで、人も街も様変わりしてきたものをこの目で何度も見てきました。なんとも切ない瞬間でした。
なんとか目的地のホテルにたどり着きました。ここの受付のおばさんがとても素敵な方で、この「HOTEL SPORT」を選んで良かったなと思いました。
今回は4人部屋のドミトリータイプの部屋です。嬉しいことに、この部屋も宿泊者は私一人とラッキーです。サンクトペテルブルク以来ですね。Booking.comで予約しました。
シャワー室もトイレも洗面所もキレイだし静かで良かったです。Wifiが使えないのが残念でしたが近くのカフェでWifiが使えたのでなんとかなりました。
Wifiレンタルを出発前に契約しておけば、Wifi環境を気にすることなく利用できるので大変便利ですね。
ミンスク観光
街の中心はネザレージナスツィ大通りと市庁舎がある辺り、トラエツカヤ旧市街区が主な見所です。ミンスク近郊にも世界遺産のミール城やニャースヴィシュなどありますが時間がなくて行けませんでした。
また次回来ることがあれば行ってみたいですね。ミンスク市内もあまり行けなかったですが、とてもゆったりした落ち着きのある所だなと感じました。
ベラルーシはほんとに人が良いのできっと楽しい旅になるでしょう。
ミンスクの主な見所
赤レンガでできた「聖シモン、聖エレーナ教会」
入り口上部には「最後の晩餐」が描かれています。
教会の前にある像。
ネザレージナスツィ大通り沿いの広場にあるレーニン像。
旧市庁舎。
スヴィスラチ川近くの小さな丘の上に立つ聖霊大聖堂。
聖母と幼子キリストのイコン「ミンスクの聖母」
この辺一帯は広場になっていて大道芸人のパフォーマンスも楽しく和やかな雰囲気。
ヨーロッパには、この様な格好をしたパフォーマーが多いですね。
聖霊大聖堂のすぐ近くにある教会。
すごく印象に残る像。
トラエツカヤ旧市街区は、戦前の家並みが復元された市街区。この辺りがミンスクの中心になる所です。
ベラルーシにもケバブ屋さんがありボリュームもあり美味しかったです。お店の人も親切でした。
ケバブ1つ、5BYN(ベラルーシ・ルーブル)約280円。
まとめ
ロシアのモスクワから電車やバスで移動してきましたが、ここベラルーシのミンスクが旅の最終目的地です。
ラトビアのリガがかなり気に入り、もうこれ以上の所はこの旅ではないだろうと思っていたけど、ここに来てやっぱり来てみないとわからないものだなと感じるようになりました。
また来てみたいと思える所が増えてくることは旅を楽しんで満喫しているということ。幸せなことです。今のうちにベラルーシの旅を肌で感じましょう。