中国南方航空を利用して関空出発からモスクワ到着までの長い道のり!
2018/03/08
昨年末にサプライスのキャンペーンにてモスクワ行きの航空券を購入したのですが、ようやく出発することになりました。
冬のロシアは寒すぎるので行きたくなかったので、暖かくなる春に行こうと考えていました。
今回は、いつも利用しているLCCではなく、レガシーキャリアの中国南方航空を利用してモスクワを目指すことにしました。
久しぶりのレガシーキャリアですが、関空からモスクワまでのフライトは10時間以上はかかる長時間移動です。モスクワ到着までの道のりを紹介したいと思います。
モスクワ行き航空券
昨年末にサプライスのキャンペーンでモスクワ行きの航空券を購入しました。
かなり安く購入でき、おまけにレガシーキャリアだということで、モスクワ行きを今か今かと待ちわびていました。
サプライスは、頻繁に割引クーポンを配布しているので、クーポンを利用することで、いつでも安く旅行に行くことが容易になりました。
今現在でもキャンペーンを開催中です。モスクワ行きの航空券をスカイスキャナーで調べたりして安く購入したわけですが、今でも45000円程で購入できますね。
私が購入したときよりも高くなっていますが安い方ではないでしょうか。
関空までの移動
関空まで安く移動するには色んな方法があります。以前は京都に住んでいたので関空アクセス切符を利用して安く行くことができました。
ですが引っ越しをした為、関空アクセス切符を利用しようと思えば少し不便で時間がかかってしまいます。
今回はJRの昼特きっぷと関空ちかトクきっぷを合わせて利用することにしました。関空アクセス切符よりも高くなりましたが仕方ありませんね。
マイレージプログラムに加入
中国南方航空はスカイチームのマイレージプログラムのメンバーなので、マイルを貯めようと思いデルタスカイマイルに加入しました。
初めてやることなのでどうするのかと思いましたが、全く難しくなくチェックイン時に番号を伝えるだけでした。
以前は飛行距離に応じてマイルが加算されたようですが、今現在は航空運賃により決まるそうで安く購入すればマイルも当然少なくなるというもの。
でも、デルタスカイマイルは有効期限がないので気長に貯めていきましょう。
ロシアビザ取得
日本人がロシアに入国するにはビザが必要になります。ビザの取得も時間は少しかかりますが、無料で取得できるので問題ないでしょう。ビザ取得も旅を盛り上げてくれる大事な要素です。
中国南方航空
今回利用する中国南方航空は、中国のフルサービス航空会社です。当たり前ですがLCCと違うので機内サービスの食事や毛布の貸し出しも運賃に含まれています。
やはり飛行機の移動では、機内食が食べれるのは楽しみの1つですよね。
関空からモスクワまで
さて、関空に前日の夜に到着して空港内で夜明かししました。関空も以前とは様変わりしていて仮眠できるスペースが設けられており、そこで毛布の貸し出しもありました。
充電するコンセントもあり、近くには、トイレ、シャワー室、コンビニ、ファーストフード店などもある便利な場所にあります。
チェックイン
気分を盛り上げる為に、出発前にいつも聞いているハウンドドッグのFLYを聞いて、そろそろ時間が来たのでチェックインカウンターでチェックインします。この時マイレージプログラム(デルタスカイマイル)の番号を伝えます。
私は荷物は預けないので機内持ち込みで持ち込もうとして重量を計ると10kg超え。受託手荷物は23kgまでですが、機内持ち込み荷物は7kgまでなんですね。
3kgもオーバーしてますね。でも、問題なく持ち込めました。それに前の方の座席の広いところに席を取ってくれてサービス良いなと思いました。
荷物の重量が心配な方は、軽量で持ち運びが便利な計量器があるので利用してみては如何でしょうか。
その後、荷物チェック、出国審査と進み出発まで待機します。どこの空港でもそうですがWiFiが無料で使えるのは便利ですよね。
搭乗&機内サービス
時間になったので機内に乗り込みます。久しぶりにモニターが目の前にあるのが嬉しかったですね。席も広く膝が当たらないのでとても快適でした。
関空からモスクワに行くには、中国の広州で乗り換えなくてはいけないので、まず広州を目指します。
消えないランプ
出発して最初にイヤホーンの貸出があり、スナックと飲み物のサービスが始まりました。ですが、一向にシートベルトのランプが消えないんです。
通常20分もすれば消えるのですが、1時間たっても消えず壊れているのかなと思いシートベルトを外していると、すかさず客室乗務員がシートベルトをして下さいと注意されます。なんでだろう。
結局、到着までずーとランプが消えず着用することになり、外したのはトイレに行く時だけでした。不思議だ。
広州までの飛行時間は4時間ほどですが、映画や音楽など楽しめてあっという間に時間が過ぎてしまいました。
機内食も1回あり充分すぎるサービスで、レガシーキャリアはやっぱり良いなと感じました。
1回目の機内食⇓
モスクワ便に乗り換え
広州に到着後トランスファーデスクで手続きして、モスクワ行きの便に乗り換えます。広州からモスクワまでのフライト時間は約10時間。長旅なので極力移動を控えます。
時間になり搭乗手続きをして乗り込みますが、関空から乗って来た座席よりも少し間隔が狭くなりました。これが通常の広さなんでしょうね。
でもやっぱりシートベルトのランプは到着まで消えませんでした。今までこんな経験をしたことはなかったので貴重な体験をさせてもらいました。
時差
移動時間が10時間もあり日本とモスクワの時差が6時間。モスクワは日本時間より時計の針を6時間戻す時間になるので時間の調整も重要になります。
私はあまり眠くはなかったので映画4本も見てしまいました。それに機内食が2回もあったのでまずまず満足行くフライトになりました。
機内食も意外と思っていたよりも美味しかったので良かったですね。
2回目の機内食⇓
立ち上がる中国人
長時間のフライトともなるとお尻が痛くなるものです。広州を出発してから5,6時間ほど経過した頃に、ちらほら中国人の年配の方々が座席に手をかけ立ち上がる姿が増えてきました。
徐々に徐々に人数が増えだしてきて、通路は中国人で埋め尽くされてしまいトイレにいくのに一苦労。年配の方には結構しんどいんだな。
3回目の機内食⇓
窓からの眺めも良かった
映画に夢中になっていたのであまり見れませんでしたが、モンゴル、ロシア辺りで雪を覆った山々がきれいでしたね。ロシアは平坦な大地が多かったような気がします。
モスクワ到着です
私は20数年前にモスクワに来たことがありました。トランスファーの為、余儀なくモスクワで1泊することになりました。
今だにどこの空港だったのか思い出せません。その時の印象は、薄暗くて静かな空港とだけしか覚えていません。
今回の到着空港はシェレメチェヴォ国際空港です。明るくて入国審査場の天井の作りがきれいで見上げていました。
入国もスムーズに終わり両替を少しして市内に向かいます。税関の前にも両替するところがありますが、税関を出たところのほうがレートは良かったですね。
まとめ
久しぶりのヨーロッパ旅行。遠くてなかなか行くのが億劫ですが行ってしまえばこっちのもの。
今回の長時間移動をレガシーキャリアの中国南方航空を利用しての移動は、思ったより快適でLCCとはやっぱり違うなと感じました。
長距離移動はレガシーキャリア、中短距離はLCCが良いのかなと思いますね。たまにはレガシーキャリアも良いもんですね。
タイミングさえ合えば、レガシーキャリアも安く購入できる時もあるので、いろいろチェックしながら航空券を探すのが良いかもしれませんね。
無事モスクワに着いたので市内まで移動しましょう。