ロシアビザ(観光)の申請から受領までの流れ!大阪領事館で取得してきました!
2021/09/21
ロシア旅行に行くにあたり観光ビザの取得が必死条件なため、必要な書類(バウチャー、予約確認書、申請書)の手続きをし取得してきました。
いよいよ在大阪ロシア総領事館に行ってビザを申請するところまで来たので、早速、パスポートや必要な書類を持って領事館を目指しました。
その時の申請手続きからビザ発給までの流れや領事館までの行き方などを解説したいと思います。
※2017年3月27日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年9月21日に再度公開しました。
ビザ申請に必要な書類
- パスポート原本
- 電子査証申請書(EVA)、写真1枚(45mm×35mm)
- バウチャー(旅行確認書)
- 費用:2週間後の受け取りなら無料。
在大阪ロシア総領事館の場所と行き方
在大阪ロシア総領事館から一番近い最寄り駅は大阪モノレール「少路駅」です。大阪市内からなら地下鉄御堂筋線で千里中央駅まで行き大阪モノレールに乗り換え少路へ。そこから歩いて10分ほどで着きます。
京都方面からはJRや阪急電鉄などを利用して南茨木駅まで行き、大阪モノレールに乗り換え少路へ。
移動はスムーズだけど意外と移動費が高い。遠方の方は交通費だけでもかなりの出費になります。私はどう安くみても往復2300円ほど。
申請と受領の2回行くことになるので、4600円程の交通費がかかります。かなり痛い。もう少し出せば代行会社に頼んだほうが良いのではと複雑な気持ちになります。
だけど安くする方法は探せばあるもので。JRで茨木駅まで行き、そこから歩くかヒッチハイクで行くかのどちらかに絞りました。
歩くと片道2時間はかかるけど散歩するにはいい時間。ということで往復歩きで在大阪ロシア総領事館に行ってきました。
多少は疲れましたが歩くのがそれほど苦にならないので問題なかったですね。大阪モノレールを利用すれば往復740円×2回分なので1480円節約できたということですね。
なので、実際に発生した交通費は2500円程で済みました。遠方の方は迷わず代行会社に頼んだほうが良いでしょう。日本の5都市に大使館、領事館がありますが位置的にどうなんでしょうね。
申請受付時間・曜日・取得費用
ビザ取得費用は11営業日後の受け取りなら無料なので、実質バウチャー代と大使館、領事館までの交通費だけで済みます。代行会社に頼むなら7500円からあるようです。
日本のロシア大使館、領事館は、東京、大阪、新潟、札幌、函館にあります。
申請する場所によって受付&受領時間が異なるので注意しましょう。下記の時間などは大阪領事館で申請した場合です。
ビザ受付時間と曜日
月・木:9:30〜12:30、14:00〜16:00
火・金:9:30〜12:30
休館日:水・土・日・ロシアの祝祭日
住所:大阪府豊中市西緑丘1-2-2
在大阪ロシア総領事館:06−6848−3451
ビザ申請
ビザ申請に行くにあたり必要な書類を持って領事館へ向かいます。受付時間、曜日が細かく分かれているので注意しましょう。JR茨木駅から2時間歩いて領事館に着きました。
赤と白の建物が領事館です。領事館の周囲には警察官の方が数名いて厳重な警備をしていたので、何かあったのかなと思いましたが特に何もない通常の光景のようです。
門の前にいる警察官に観光ビザの申請に来た旨を伝え、身分証の提示を求められたので見せると中に入れてくれました。入って右の方にある入口から入ります。
一応、表に整理番号発券機があったけど使用していないみたいなのでそのまま中に入ります。入った瞬間、狭いの一言。6畳ほどの広さの中には既にロシア人と日本人の夫婦が2組いました。
あたりを見回していたら中から男性が出てきたのでパスポートと申請書を渡します。すると、”ヨヤク カクニン ショ ハ アリマスカ?”と聞かれました。
ネットなどでは必要無いようなことが書いてあったので、いらないだろうと思っていたけど一応持って来ていました。危なかったですね。もしなかったらまた来ないといけないから、かなりの痛手になるところでした。
ファイルに入れた予約確認書を渡し待つこと2分。今度は中から女性が出てきて顔をちらっと見て机の上に引換証をおいて去って行きました。
申請手続きわずか3分で終了。歩いて2時間かけてきたんだからもう少し相手してよ。と言いたかったけど仕方がない。
受け取った引換証の確認をします。すると、ダブルエントリーで申請したはずがシングルエントリーになっています。
すかさず近くにいた男性に伝えると”ダブル?チョット マッテ クダサイ”と再び待つこと1分。
新たな引換証を持ってきてくれ確認していると、”ニシュウカンゴ ニ キテクダサイ”と言われ終了。あ、ファイルケース返してくれない。再び男性を呼んで終了。領事館滞在わずか5分。
出口まで来ると警察官の方が扉を開けてくれ外に出ます。気持ちの良い警察官の方でした。再び来た道を引き返しひたすら歩きます。
ビザ受領
申請から2週間たったので領事館に向かいます。申請に行った時と同じ方法で今回も領事館を目指します。持参するものは引換証のみなので忘れないようにしましょう。
1度歩いてきた道は2度目は近く感じるものです。そんなに苦になりませんが、できればモノレールが楽でいいですよね。そうこうしていると領事館に着き以前と同じ流れで中に入ります。
中にはロシア人夫婦が1組だけ、近くにいた女性スタッフに引換証を渡すと1分もせずパスポートを持ってきてくれました。
そしてビザページを確認します。申請の時に間違っていたのでよく確認します。
①ビザ番号
②ビザの種類
③発給日
④有効期間
⑤滞在日数
⑥国籍
⑦ビザID
⑧姓名
⑨パスポート番号
⑩生年月日
⑪性別
⑫招待状の番号
⑬渡航目的
⑭手配会社とバウチャー、予約番号
ビザページはすべてロシア語で記載されているので、なにがなんだかわからない状態。予め地球の歩き方ロシアに、ビザページの見方が記載されていたのでメモっていました。
なんとか大丈夫なようです。これでロシアビザが取得できました。今回の滞在時間2分。もう少し相手してよ。
歩いてきた道を同じように戻っていきロシアビザ取得が終わりました。ビザ代は無料でいいのだけれど遠いから大変ですね。早くビザなしになってほしいものです。
遠方の方は代行会社で取ったほうが良い
大使館、領事館までの交通費のことを考えると、住んでいる地域によってはビザ取得代行会社に頼んだほうが安く上がる場合もあります。
ネットなどで最安で7500円〜取得できるとかあるので、大使館、領事館が遠くにあって行けない方は、こちらの方で取得したほうが安く取得できるでしょう。
ロシアビザ申請代行会社
おまけ
帰り道に万博記念公園の前を通ったので寄り道し、あの”芸術は爆発だ!”の岡本太郎作の「太陽の塔」を見てきました。というより遠くから眺めていただけですが。やっぱり生で見るのは迫力があっていいですね。
万博記念公園の向かいにはLalaport、エキスポや日本一の観覧車もあり乗ってみたかったですが、観覧車の料金が大人1000円だったので一気に疲れがきてそそくさと駅に向かいました。
まとめ
ロシアへ続く道にようやく乗れた感じです。バウチャーや申請書記入などそれほど難しくもなく申請もスムーズで問題ないのですが、領事館まで行く費用がかかるのが痛いですね。ほんと早くビザなしにしてください。
今回のロシア観光ビザはダブルエントリーを取得しました。2017年から新しいカテゴリーの6ヶ月マルチビザが加わりましたが、1年以内にロシアへの渡航歴があることが条件なので取得できませんでした。
次回ロシアに行く時は6ヶ月マルチビザを取得すれば半年間は申請に行かなくていいので楽ですね。
安い海外航空券なら定期的に割引クーポンを配布しているHISやサプライスなどで購入すれば安く買えるので、ロシア旅行の計画を立ててみるのも良いのではないでしょうか。