ロシア版新幹線の超特急サプサン号に乗ってサンクトペテルブルクからモスクワに戻る!
2018/03/08
旅行前にロシア版新幹線の超特急サプサン号に乗るなどとは、これぽっちも考えていなかったのですが、巡り巡って乗ることになってしまいました。
さすがに超特急ということで普通列車の半分の時間でモスクワに着けてしまうのは、ほんとに楽で時間のないものとしては大変便利な乗り物です。
今回利用した超特急サプサン号の乗車レビューを紹介したいと思います。
超特急サプサン号
ロシア版新幹線の超特急サプサン号のサプサンとはハヤブサという意味。最高速度250kmでモスクワーサンクトペテルブルク間を約4時間で結ぶ超特急列車です。
他にも「アレグロ号」「ラーストチカ号」などの超特急列車がロシア国内を走っています。
チケット購入
ロシア鉄道のチケット購入は以前紹介した購入方法で問題ないので、時間をかけずに予約することができました。今回はロシア語のまま完了しましたが料金は同じでしたね。
ロシア版新幹線ということもあって値段がすごく高いです。3999ルーブル(約8000円)もするんですね。
でも、これに乗らなきゃモスクワどころか日本にも帰れないので購入します。
他にも豪華寝台列車の「ロシア号」や「赤い矢号」とか色々あるんですが、私の場合はサプサン号がお呼びになったみたいです。これも何かの縁なのでしょう。
海外でチケットのプリントするのは面倒臭いので、今回もスマホ画面を見せればいいと思いプリントしませんでした。チケットが手に入ればもう安心。遅れない用に駅に向かうだけです。
乗車手続き&車内
リトアニアのビリニュスからecolinesの夜行バスでサンクトペテルブルクに早朝到着し、駅構内のスタローヴァヤで朝食を取りました。
なんとかお腹も満たせたので出発まで駅構内のカフェで待機です。
時間になるとサプサン号が入ってきました。おーカッコイー。ロシア版新幹線かー。
なかなかきれいな流線型でなんか嬉しくなりました。
乗車手続きに入りますが、今回もパスポート番号のみの確認だけで、スマホ画面すら見せませんでした。楽ですね。車掌さんの格好もカッコイイ。
列車内に入るときれいで広々としていてまずまずの感想。
座席もすぐわかり座りますが、やはり中はガラガラでリラックスし放題です。
コートなどかけるスペースも会ったりWifiも使えたりとなにも問題ありません。
時間になったのでそろそろ出発です。サプサン号はどのくらい速いのかということですが、感覚的には特急くらいの速度に思えてそれほど速いという感じには思えませんでした。
停車駅もサンクトペテルブルクーモスクワ間で1駅のみ、その停車駅での停車時間はわずか1分。アナウンスで外に出ないようにと注意されていました。
通常、普通列車で行くと8〜10時間はかかるのを、わずか4時間で移動できてしまいます。本当に急いでいる時には大変便利な乗り物で利用価値は高いです。
列車内にも食堂もあるし車内販売もあります。きれいなオネイサンが何人もいるので車窓どころではなかったですが...。
モスクワ到着も時間通りに着きました。乗った感想としては超特急の割には遅いかなと思ったけど、4時間で行けてしまうのでやっぱり速いなという感じです。速さを感じさせないのがこの列車の魅力なんですね。
料金がもう少し安ければ次回もという感じですが、今の旅のスタイルだと2度目は難しいですね。
でも乗ることもない列車に乗れて、貴重な体験ができたので大変満足いく移動旅でした。時間のない人には超おすすめな乗り物です。
まとめ
超特急サプサン号の存在は知っていましたが、このような形で乗車するとは夢にまで思いませんでした。
料金は高いですが、1度乗ってしまうと移動が楽すぎるので、また次回ロシアに訪れた時には乗ってしまうかもしれませんね。
なかなかロシア版新幹線も乗る機会もないと思うので、ロシアに来たなら1度は乗車してみるのも良いのではないでしょうか。
観光ビザも取得しやすくなっているので魅力的な旅を楽しんでみましょう。