タイ鉄道でバンコクからウボンラーチャターニーまで3等列車で行く旅!準備編!
2021/03/13
タイのバンコクからイサーン地方の東の果て、ラオス国境に近いウボンラーチャターニーへ列車で行こうと思いました。
飛行機が早くて便利なのだけど、少し味気ないので3等列車だけを乗り継いで、途中下車しながら、ウボンラーチャターニーまで行くことにしました。
時間がかかるし疲れるけど、移動費からみれば3等列車が一番安く行くことができます。
飛行機では味わえない、現地人とのふれあい、のどかな車窓を見ながらの旅道中です。
タイで1番安く移動できる3等列車
タイ国内の移動は飛行機、列車、バス、船、ミニバンなどいろいろありますが、その中でも軍を抜いて安いのが3等普通列車です。
どれだけ安いのか、例えて言うなら、バンコクからアユタヤに行った場合、3等普通列車で15バーツ(約45円)、2時間。バスなら40、50バーツくらい。
3等列車でも、快速、急行などもあり、それだと別途料金が発生してしまい、バスよりも高くなってしまうこともあるので注意しましょう。
ちなみに、タイ人はこの3等列車の運賃は無料とのこと。タイ全土を無料で移動できることも可能、うらやましい限りです。
3等列車のメリット、デメリット
メリット
- とにかく安い
- 現地人とのふれあいが楽しい
- 旅しているという実感が湧く
- 車窓からの眺めも旅の楽しみ
- お尻が鍛えられる
デメリット
- 時間がかかりすぎる
- よく遅れる
- 長時間だとお尻が痛い
- 到着したら、体中、ほこりだらけ
- 暑い
タイ鉄道の時刻表はwebで調べたほうが良い
目的地が決まり、3等普通列車で行こうとすると、どの電車に乗車するのか調べないといけません。
駅構内にあるツーリストインフォメーションで、時刻表をもらうこともできますが、そこまで貰いに行くのは面倒臭いですよね。
タイ国鉄のwebサイトで、時刻表、料金を確認できるので、そちらの方で調べたほうが良いです。
※現在アクセスできません。
駅に着いてから時刻表をもらえば、時間も節約できます。
電車に乗って移動していると、今、どの辺りのなのか検討がつかないので、時刻表を見ていれば、把握できます。
それでも、どこにいるのかわからない時は、現地人に時刻表を見せれば、教えてくれるので持っていて損はないでしょう。
そんな時、役に立つのが、旅の指さし会話帳これ1冊で楽しい旅になりますね。
チケット購入時、3等普通切符で行くことを言わないと、急行、特急の切符を発券される場合があるので、3等普通列車で行く事を、強く主張することが肝心です。
タイ鉄道に乗る準備
長時間乗る場合は、あらかじめ準備しておいたほうがいいものを、選んでみました。
自分が思いつくものなら持参したほうが良いと思います。
タイにも、日本の100円ショップがありますが、タイで購入すると60B(180円)に値上がりするので、日本で用意した方がいいです。
準備した方がいいもの
・お尻に引くクッションのようなもの
椅子は固く、背もたれもリクライニングではなく、木製とビニールシートがかぶさった2種類の硬い椅子だが、どちらもお尻が痛くなる。
・ウエットティッシュ
顔がベトベトになるし、体中、ホコリまみれになり気持ち悪い。
・水、サングラス
飲み物は、列車内でも購入できますが、若干高めの料金設定。サングラスは、ゴミ、風、日差しよけで必要。
座席選び
座席選びも重要で、あまり疲れなくて、ホコリまみれにならない場所もあります。
車両の進行方向側の先頭で、進行方向とは逆の角の座席が、疲れず、汚れる確率が低くなります。
景色を見たいがゆえに、進行方向の方に向かって座ると、3等だと窓全開で、ホコリやゴミ、風、日差しをまともに受け、体中、ホコリと汗で顔がネチャネチャ、髪はパサパサになるので、気持ち悪いです。
電車内で注意してほしいこと
タイの人は、日本人に対して、友好的で、親切な人が多い親日国の1つですが、それでも、最低限の注意をする必要があります。
今は、置き引きなどの被害は聞かなくなりましたが、注意して損はないので、自分の事は自分で守りましょう。
なかには、タイ人と言いながら他の国の人だった、ということもあるので気をつけましょう。
田舎を旅していたら、そんな心配はなくなりますが、注意しましょう。嫌なことがあったら、その国のイメージが変わってしまいますからね。
荷物の管理しっかりして、食べ物を、むやみに貰わないことです。
実際に乗ってみて思うこと
時間がない時は、あまり使わないほうが良いと思います。疲れるし、よく遅れるし、汗だくでホコリまみれになるので、時間がある人向きですね。
結局、ほんとに安く移動はできるのか?
バンコクからウボンラーチャターニーまで、3等を乗り継いでかかった費用は、たったの15+39+48+13=115バーツだった。日本円で約340円。約12時間の移動時間。
※現在アクセスできません。
これを、バスで行くと400〜500バーツ。飛行機なら、プロモーション価格だと安い場合もありますが、通常だと800バーツくらい。
まとめ
タイ国内を格安で移動する手段として、3等列車は大変魅力的な乗り物だと思います。
長時間移動だと少々疲れる場合もありますが、1度は乗ってタイの風景や人との出会いなどを体験してみるのも、良いのではないでしょうか。
時間はかかりますが、本当に安く移動できるので、タイの魅力を存分に味わってみて下さい。