アンコール朝時代のパノム・ルン遺跡は大きな丘の上で威厳を取り戻した!
2018/03/08
アンコール朝時代の有名なクメール遺跡として、アンコールワット、カオプラウィハーン、ピマーイ等が存在します。
タイのイサーン地方にもカンボジア国境に近いところに、アンコール朝時代に建立されたパノムルン遺跡があります。
アンコールワット等と共に重要な寺院だということで見に行って来ました。
行き方
- バンコクからスリン行きのバスに乗りナンローンで下車。5時間30分〜6時間。
- スリンからバスでバンコク行きのバスに乗りナンローンで下車。1時間30分。
- ナコーンラーチャシーマからスリン行きに乗りバスで1時間30分。
タイにあるクメール遺跡パノムルン
ブリーラムの南、カンボジア国境近くにアンコール朝時代の遺跡パノムルン遺跡があります。
カンボジアのアンコールワットとタイのピマーイを結ぶ線上にこの遺跡があります。
この遺跡近くにもムアンタム遺跡等いくつかの遺跡があり一緒にまわることができます。
観光の起点となるのはナンローンという町です。
イサーン地方は英語が通じにくいところもあるので、旅の指さし会話帳さえあれば解決できますね。
パノムルン遺跡の行き方
ナンローンから遺跡に行くには、バイクタクシーかホテルのレンタルバイクに乗って行きます。
バイクタクシーは高いです。ツアーも有りますが人数が揃えばそれもいいかもしれません。
レンタルバイクは1日200バーツで借りれるので、両方の遺跡を周るには便利で効率がよいです。
パノムルン遺跡
バイクに乗って30分程でパノムルン遺跡に着きます。パノムルンはクメール語で「大きな丘」を意味します。
大きな丘の上にパノムルン神殿が見え入り口を入ると、長さ150mくらいはある長い参道が見えます。
その先に、神殿があり石畳の参道を進むと両脇に石灯籠と木々が植えられており、よく整備されています。
寺院に近づくにつれ、その神殿の美しさが際立ってきます。階段を上り神殿にたどり着きます。
重厚な作りで、どっしりと落ち着いた印象を、まず最初に感じました。約17年も修復工事が必要だったらしく、きれいに修復してありました。
それと同時に、この神殿の威厳も取り戻したようにも見えました。外壁のレリーフも見事で美しかったですね。
アンコールワット、ピマーイ、パノムルンと見てきましたが、このパノムルン神殿が一番美しく心に残りました。
ムアンタム遺跡
パノムルン遺跡からバイクに乗り次の目的地ムアンタムに向かいます。それ程離れていないので移動は楽ちんです。
塀で囲まれた敷地を中に入ると、U字型の池の真ん中にこの寺院があります。
ムアンタムはクメール様式のヒンドゥー寺院で、外壁にはインドの神様のレリーフが刻まれています。
きれいに整備してあり寺院も美しいです。この辺りには他にもたくさんの寺院があり、まとめて訪れるのもいいかもしれません。
オススメなホテル
ナンローンのホテルでおすすめな宿は、Honey Inn。ファンルーム、250バーツ。
バスターミナルからもそれほど遠くなく値段も手頃で、レンタルバイクの貸出もあります。
食事も取れすべてのことが可能な楽な宿です。
まとめ
パノムルン遺跡は、ナンローンを拠点に置けば何かと便利、レンタバイクにも乗れクメールの大地を突っ走るのも悪くないです。
この周辺の人々は、ほんとに親切で気持ちが良く素敵な旅が出来ます。
ナンローンまではバスで行くのが早くていいですが、バンコクから電車でスリンやナコーンラーチャシーマーまで行って向かうのも面白いですね。
時間のない方にはLCCを使えば早くて楽ですね。タイ国内にもたくさんのLCCがあるので利用しやすいですね。
タイも場所が変われば、いろんな見所、人、食べ物があり、旅するには居心地が良い所ですね。
イサーン地方はオススメです。