タイのチャチュンサオにある2つ目の巨大ピンクガネーシャを見に3等列車で行ってきた!
2021/03/13
タイのチャチュンサオにあるワット・サマンの巨大ピンクガネーシャ像は有名ですが、もう1つ巨大ピンクガネーシャ像がチャチュンサオにあるのをご存知でしょうか。
ワット・サマンに行くよりも少し遠いですが、行き方も簡単なのでご紹介したいと思います。
チャチュンサオの2つ目の巨大ピンクガネーシャ像
チャチュンサオには2つの巨大ピンクガネーシャ像があります。
1つはワット・サマンにある巨大ピンクガネーシャ像(涅槃像)もう一つはワット・プローン・アカーにある巨大ピンクガネーシャ像(座像)です。
こちらの巨大ピンクガネーシャ像は高さ46mと高く、片足を組んで座った座像なので、かなり大きく見ごたえがあります。
また、こちらにも足元にはネズミが何匹かいるのでワット・サマン同様お願い事をすることができます。
ワット・プローン・アカーへの行き方
ワット・プローン・アカーに行くにはチャチュンサオ駅が起点になるのですが、ワット・プローン・アカーまで行くソンテウがあるのか?運賃はいくらなのか?等の情報が見当たりませんでした。
なので、私はバンコクのホアランポーン駅から3等列車でチャチュンサオ駅ではなく、もう1駅先のプローン・アカー駅までの切符を買いました。運賃16B。
とりあえずプローン・アカー駅まで行き、そこからバイクタクシーかソンテウでも行ければいいかと思い行くことにしました。
それで帰りは現地で情報収集をして、ソンテウやバス等で戻れるのか調べてみることにしました。
ホアランポーン駅からプローン・アカー駅まで
バンコクのホアランポーン駅から3等列車でチャチュンサオ駅へ行く列車は1日に12本あります。
ですが、その先のプローン・アカー駅までは1日に5本しかないため、カビンブリー行きの朝8時の列車で向かうことにしました。運賃16B。
※現在アクセスできません。
プローン・アカー駅からワット・プローン・アカーまで
バンコクから3等列車に揺られながら約2時間程でプローン・アカー駅に到着しました。
到着する前には遠くに見えるワット・プローン・アカーの巨大ピンクガネーシャ像や寺院が見えました。ここで見ても大きいのですから近くで見れば更に大きい像だと感じました。
そして駅に到着です。何とここは無人駅でした。
1つぽつんと寂しく待合所があるだけです。周りには何もありません!民家が1件あるだけでソンテオはおろかバイクタクシーすらありません。予定が狂ってしまいました。
でも、歩いて1時間ほどの距離と分かっていたので、仕方なく歩いて行くことにしました。
だが、ここで問題発生。民家には2.3匹の犬がうろうろしています。近づくと警戒してこちらへ近づこうとしてきます。
このまま近づくと結果は目に見えているので、引き返し線路を歩いて行こうとすると、畑仕事を終えて自宅へ戻るおじいさんが来たので、おじいさんを盾に?えっ?いや違います。
おじいさんの後ろを付いて行きながら進むと、おじいさんが犬を追い払ってくれました。おじいさんありがとう!
そして、がんばって歩きます。ほんとにのどかな田舎道です。でも寺院に着くまでは、また犬に出くわすかもしれないので注意が必要です。
結局、1度脅されただけで無事到着できましたが、犬出没地帯を載せてきます。
丁度、中間地点にはオアシス的な売店があり喉を潤すことができ、店の人も親切でいろんな情報を教えてくれました。
ここで学んだのは、背後から脅してくる犬は振り向かず、同じスピードで歩き続けることで難を逃れられます。ひやひやしますが大丈夫でした。
ワット・プローン・アカー観光
寺院に近づくに連れガネーシャ像も大きく見えてきます。約1時間歩いて到着です。
正面に巨大ピンクガネーシャ像が見えました!
右の方には大きな黄金色のワット・プローン・アカーがあります。きれいで存在感の大きな寺院ですね。
だけど、観光客はほぼいなく、地元のタイ人すらあまりいないので、なんでだろうって思いました。
これほどの寺院はワット・サマンと同じくらい沢山の人が来てもいいと思うのですが少なすぎでした。
では早速巨大ピンクガネーシャ像に向かいます。うーんほんとにでかいですね。涅槃像と違うのでかなり大きく感じます。どの角度からみてもやっぱでかいです。
ワット・サマンは貫禄。ワット・プローン・アカーは迫力。という言葉が似合いそうです。
足元右側には2.3匹のネズミの像があり、このネズミにお願い事を伝えます。
左側はお参りする所で、近くの売り場で花やろうそくなどを買います。
巨大ピンクガネーシャ像の周りを歩いて行くと、小さなガネーシャ像が沢山並んでいます。後ろ側から中にも入れるようです。
その後、寺院の方へ歩いて行くと、左側にラフー像が祀られた寺院があり中へ入ろうとすると犬が出てきたので退散。
そして小さな池が見えてきます。寺院の前にある池が良い感じです。
ぐるっと回って寺院に行きますが、中は改修中でごちゃごちゃしていたので外から眺めるだけにしました。
そして、巨大ピンクガネーシャ像の方へ戻って行くと、きれいな花と池と遠くに巨大ピンクガネーシャ像が見えてきれいです。
少し進んで寺院の方を振り返って見ると、とても素晴らしい風景が眺められます。
こちらの風景も素晴らしいですね。
この寺院内には食堂やトイレもあり、一通りの施設は整っているので問題ありません。
ワット・プローン・アカーからチャチュンサオ駅までの行き方
では、ここからチャチュンサオ駅までどう戻るのか?
もと来た道を戻るのも良いですが、時間がかかるし犬もいるので、途中のオアシス売店で入手した情報通り、この寺院から更に進んで行くことにしました。
このまま進むと突き当たりに大きな道路とぶつかるので、そこを右に曲がるとバスやソンテウの待合所があるとのことです。ここからチャチュンサオ駅まで行けるようです。
時間にして寺院から歩いても7.8分くらいです。チャチュンサオへ行くソンテウの色は、緑色と青色の2つがチャチュンサオへ行きます。
ソンテウが来るまで待機して待ちます。ただ、ドライバーによく分かるようにソンテウが確認できる所に座っていることが大事です。来たら手を大きく振って止めます。
通り過ぎても止まっていてくれてる可能性があるのですぐ走ります。車は急に止まれません。
運賃を確認してみると15B。安い!これだったらチャチュンサオ駅から乗れたんですよね。情報は大事ですね。
このソンテウの行き先はチャチュンサオバスターミナルです。バスターミナルは駅からも近いですが駅前でも降りられます。
なので、ワット・プローン・アカーに行く時も、駅前から2つの色のソンテウを捕まえれば、ワット・プローン・アカーへ行けると思います(未確認)
行き先はワット・プローン・アカーと言ってピンクガネーシャ像の写真でも見せれば、寺院へ続く道の所で降ろしてくれるでしょう。
これだと往復30Bで行け、バンコクからの電車運賃(往復)26Bと合わせても、合計56Bでワット・プローン・アカーまで行けますね。
「電車+歩き」だと往復32Bと安いですが「ソンテウ+電車」の方がお利口さんですね。
ワット・サマンへは往復60B+26Bだったので、ワット・プローン・アカーの方は少し安く行けます。2つの寺院を日帰りで回ろうと思うと往復116Bで行けますね。
ワット・プローン・アカー近くの待合所では、オレンジ色のソンテウも走っていました。このソンテウも行けそうな気がするんですが、タイ人が言っていなかったのできっと違うのでしょうね。
タイには他にもたくさんの巨大像があるので色々見に行きましょう。
まとめ
ワット・プローン・アカーへは、チャチュンサオからどのように行くのかわからなかったのですが、ソンテウで簡単に行けてしまったので現地での情報収集は大事だなと思いました。
バンコクから朝早く出発すれば、2つの巨大ピンクガネーシャ像を見るのも不可能ではないのかなと思います。
これからワット・プローン・アカーの巨大ピンクガネーシャ像を見に行かれる方の参考になれば幸いです。