アゼルバイジャン鉄道の寝台列車に乗ってバクーからトビリシに向かう!安くて快適!
アゼルバイジャン鉄道でバクーからジョージアのトビリシまでのチケットをオンライン予約しました。
トビリシまでの移動時間が約13時間と長旅になるので、体を横にして休める夜行寝台列車は最適な乗り物です。
それに運賃も安かったので良かったです。
今回、この国際列車に乗って国境を越えることになったので、実際に乗車してから到着までの様子をご紹介したいと思います。
チケット購入
乗車チケットの購入はオンライン予約で済ませました。予約はとても簡単でスムーズに発券できるので利用しやすかったです。
予約のやり方は別記事にあるので良かったら見てくださいね!運賃も23.06マナト(約1500円)と安いです。
搭乗
トビリシ行きの列車の出発時刻が20時55分発なので、宿泊していたホステルに荷物を預かってもらい出発までぶらつきます。
出発の1時間前に駅に到着し30分くらい前から乗車できるのでホームに向かいます。
ドアの前にいる車掌さんにチケットを見せ車内に入ります。
中に入るとロシア鉄道を思い出しますね。
今回は一番端の席の上段です。
オンライン予約では、ここしか空いてなかったのです。
出発まで車内で待機していると下段の席の方が来ました。なんと長期旅行をされている日本の女性バックパッカーの方でした。
車内設備
列車内の設備もロシア鉄道と同じ様な感じです。ただ今回の寝台の長さは少し短めだったので、ちょっと窮屈な感じです。
給湯器も設置してあり、シーツや枕カバーも備え付けてあります。
開放寝台
寝台は進行方向に対して直角と平行の開放寝台です。
私がオンライン予約した時は残席1で、この座席しかありませんでした。予約したのが出発の2日前です。
下段の日本女性の方は出発の前日に窓口で予約したそうです。
オンライン予約では下段の座席は予約済みだったのでアレっと思いました。
恐らくオンライン予約と窓口予約の席数が割りてられているのでしょうね。
列車内はエアコンもよく効いていて快適です。ただ一番端の席だったためドアの開け閉めが忙しなかったです。
その後、検札が来てチケットを見せ、あとは寛いだり、ベッドのシーツを掛けたり、歯を磨いたりして眠りにつきます。
国境越え&出入国審査
朝方、アゼルバイジャン側の国境駅のBoyuk Kasikで停車します。
出入国審査官?ポリス?が来て簡単な質問とか荷物検査があります。
日本人と言ったらパスポートを回収され待機します。ですが待ち時間がすご~く長いです。
そして順番にパスポートを返却されます。国境での停車時間が約1時間です。
その後、ジョージア側の国境駅のGardabaniに着き、ほぼ同じことをやりますが、パスポートはこちらから順番に取りに行きます。
ここも待ち時間が約1時間です。
国境で2時間も時間がかかるという非効率な手続きです。
この時点で予定より2時間遅れとなり、トビリシ到着はお昼前になりそうです。
なので、朝食用のパンを買っていたのでコーヒーと一緒に朝飯を食べます。
そして約15時間後にジョージアの首都トビリシに到着しました!
トビリシ到着
トビリシ到着はお昼前だったので、駅周辺の両替商でジョージアの通貨に両替し、サンドイッチを頬張ります。
このチキンサンドイッチは1つ3マナト(約115円)です。
安くてボリュームがあるけど鶏肉がすごく固くて、食べきるのにすごく時間がかかり顎が外れそうでした。
両替も少額だけします。1ドル=2.855マナト。どこもよく似たレートです。
そして予約していたホステルへ歩いて向かいます。
メトロやバスだと安くて早くて便利なのですが、長時間列車内にいたので歩きたい気分だったし、トビリシの町を感じてみたかったのです。
歩くこと20分。ようやくホステルがある場所まで来ました。
でもホステルがある場所が見当たらず、周辺の人に聞いてもわからず、やっと見つけたと思ったら閉鎖していた。ガーン。支払い済みなのにー!
仕方ないので近くの安宿を探します。
だけどスマホのバッテリーも切れてしまうという運の悪さ、今どこにいるのかさえわからず、近くのお店で充電させてもらいながら、なんとか安いホステルにチェックインします。
トビリシ1日目が終了です。
まとめ
アゼルバイジャン鉄道は快適で申し分ないですが、国境で時間がかかるのでもう少し短時間に終わると良いですね。
チケット購入から乗車はスムーズ。移動は国境の待ち時間だけが微妙な感じです。
でも国境を列車に乗って越えるのは旅の楽しみの1つなので、この辺りを旅行される方はアゼルバイジャン鉄道を利用してみましょう!