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ドバイ警察に逮捕される!日本や欧米とは全く違う文化、風習には十分注意しよう!

   

夜景

 

今回のドバイ滞在中、ドバイ警察に逮捕されるという出来事があり、記事にしようかどうしようかと迷いましたが、今後この国を訪れる方のための参考になればと思い書くことにしました。

 

結局、逮捕されたものの警告・注意だけで済んだので、それほど大げさにはしたくはなかったのでしょう。

 

この国を訪れる方はくれぐれも注意して旅しましょう。

 

 

事の発端は?

車

 

アブダビ観光後、ドバイのイブン・バトゥータ駅前にあるショッピングモール内の「世界一美しいスターバックス」を見に行った帰りの出来事です。

 

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私の大嫌いなノルカード。今回もこれが悩ます原因になりました。ややこしいのは言うまでもないですが、販売員によっては適当に作業している人もいるので注意する必要があります。

 

ノルシルバーカード

 

今回シルバーカードを購入済みで残高がすでにない状態でチャージしようとした時の出来事。

 

後から考えてみると窓口ではなく券売機でチャージすれば良かったのですが、その時は窓口に行ってしまいました。

 

目的地までの運賃が7.5AEDなので2回分チャージをしないといけない。ここまでは問題なし。なので15AEDでいいはず。だけどスタッフは16.5AEDと言う。

 

何度確認しても同じことを言うので、近くにいた一般のオネイサンとか何人かに確認すると、やはり15AEDで言いという。

 

一緒にオネイサンも来てくれたので再度聞くと「もう閉めるから、あっちの窓口でチャージして」と。

 

すぐ側で後片付けをしていたスタッフにも確認すると15AEDで言いという。訳がわからない。

 

声を荒げる

 

こんな適当な対応だし尋ねたこの男性が上から目線で挑発的な言動、ちょっと不満だったので声を少し荒げてしまった。

 

するとそのスタッフが警察を呼ぶと叫んだ。メトロ駅には必ず警察官がいます。警察官が来て駅構内の簡易警察署みたいなところへ連れて行かれます。

 

取り調べ

 

すると3人の警察官が更に出てきて、尋問、荷物検査、パスポートなどを調べられます。そして荷物を片付けろと言われたので片付けます。

 

この国の法律では、公共の場で相手に声を荒げることは法律違反で、罰則または逮捕があると言うことを伝えられます。

 

すると、また違う警察官2人が警察署から来てパスポートを見せろと再度言ってきた。だが先程見せたのでもう見せる必要はないので見せないよと拒む私。

 

見せろ見せないのやり取りの中、時間は過ぎてゆくばかり。すると、とうとうお偉いさんが出てきた。そして、またパスポートを見せろという。だけど拒む私。

 

罰金

 

するとドバイの法律により法律を犯したので220AED(約6600円)の罰金を今すぐ払うか、それとも警察署に行くかどちらにする?と選択を迫られます。

 

そしてドバイにはもう入国できないよと更に追い打ちをかけられる。

 

その時私はこう考えた。パスポートを渡せば罰金を払うまで返さないと。パスポートは人質だ。

 

なので私はお金も払わないし警察署にも行かないよと。このまま帰っていいかな?ダメだ。

 

じゃ日本大使館に連絡させてほしいと言うと、なぜ連絡する必要があるんだ?

 

私が、どのような罪で逮捕されるのか詳細を確認したいからと説明するが、全く応じてくれない。

 

この時そのお偉いさんは、強い口調で声を荒げて私に対して言っていたので、私は、今の声を荒げたのは大丈夫なんですか?と聞くと、私の質問は無視され全く相手にする気配も感じない。

 

逮捕

 

結局、この最後に言った発言が相手を更に怒らせ致命的となり逮捕され警察署に行くことになる。人生初の手錠をかけられた。

 

その後パトカーに乗せられ、どこにあるのか全くわからない場所の警察署まで連れて行かれます。

 

警察署に着き今度は10人ぐらい待機していた警察官の中に置いていかれ、中にはクルクルパーというジェスチャーをする警察官、ふざけてからかっている者もいました。

 

そして、20分くらい待っていると責任者らしき人がきてパスポートの提示を求められます。

 

でも、私は先に日本大使館に連絡させてくれたらいつでもパスポートは見せるよと言います。こちらはそれ以外のことは黙りで通す。

 

日本大使館

 

すると日本大使館から連絡が来ました。だが同じ日本人とは思えない対応。

 

女性の方なんですが、まず、この電話は緊急の場合の時の連絡用なんです。と最初に嫌味を言われます。

 

なので、それ以外は自分で対処しろと言わんばかりのこともその後言われます。

 

がっかりしたので、もう話したくないから違う方に変わってくださいと一言言って電話を切ります。

 

その後15分程してから男性の大使館員の方がかけてきてくれ、詳細のこと警察が言っていることを説明してもらいます。

 

警察は逮捕するつもりはないし、罰金を払う必要もない、入国もできると言っている。警察の方はこの件を早く終わらせたいとも言っている。

 

なのでパスポートを見せ警告書にサインしてくれればすぐ解放すると伝えられます。

 

私がここに連れて来られたのは、ただパスポートを見せるのを拒んだので連れてこられたとおっしゃっていました。急に話が良い方に変わりました。

 

でも実際に見せたし、そんな何回も見せないよと思ったけど大使館の方の指示に従います。結局、警告、注意みたいなもので済んで終了。

 

釈放

 

この国では警察官の地位、権力はすごく強くて大きいと、些細な事でも逮捕ということがよく起こると大使館の方に言われました。

 

考えてみれば、世界的に見てもちょっと違うんじゃないの?と思うようなことがあるのも事実。

 

すぐに訴えられる環境がこの国には整っているんだなと思いました。十分注意しましょう。

 

ドバイは治安云々というよりは法を侵さないことが1番大時なことだと感じました。みなさんもドバイへ訪れたときは気をつけましょう。

 

日本大使館の男性の方は親切に対応していただきました。

 

警察署の地図

 

警察署は辺鄙な場所にありタクシーも通っていなく、メトロ駅までもかなり距離があるらしい。仕方がないので辺りの住人などに聞いて歩いてメトロ駅を目指します。

 

歩くこと約2時間。ようやくDanube駅に到着しましたが、最終のメトロには間に合いませんでした。ツイてないとこんなものです。

 

トラブルが起きた場所がイブン・バトゥータ駅で、そこから警察署に連れて行かれ、解放後歩いてDanube駅まで彷徨い歩き、メトロに乗れず、バスもなく、タクシーという方法しか選択肢がありません。

 

で、宿泊していたディラ地区まで戻るんですが、歩ける距離ではないしこの暑さ、片道40kmくらいあり運賃なんと90AED(約2700円)と恐ろしく高い運賃。

 

でも運転手に、喉カラカラで腹減ったと私が言ったら水とチョコレートをくれた。運転手はパキスタン人だった。

 

この国に出稼ぎに来ている人は親切な方が多いです。

 

捨てる神あれば拾う神ありで、世の中見捨てたものじゃないなと感じた1日でした。くれぐれもご用心を。

 

今日は長い1日だった。

 

ドバイの法律

手錠

 

イスラムの国でよく聞くのが、飲酒禁止や夫婦でない男女が同じ部屋にいることなどよく知られていますが、ドバイに関しては、横断歩道を歩かず渡って見つかれば100AED(約3000円)の罰金。

 

中指立てて侮辱しても公然わいせつ罪で逮捕。メトロ車内で居眠や飲食をすれば罰金、チューインガムを膨らませるのもダメ、椅子の上に足を載せても罰金など色々あります。

 

罰金だらけです。シンガポールをモデルにしたようですが、だから現地人は外国人に対しても強気な態度でいられるんだろうな。

 

体調管理も大事

暑い

 

体調管理もすごく大事です。今回、日本出発前からドバイでのトラブルの間までに空港泊が3度。寝不足や疲労が蓄積していたのも原因の1つかも知れません。

 

そして毎日40℃を超える暑さ。

 

普段温厚な私でも体調が万全でないとイラッとしてしまうことだってあります。私も人間ですからね。

 

それが今回のトラブルに結び付いているのかもしれません。十分な睡眠はとても必要です。

 

まとめ

今回のトラブルで思ったことは、日本や欧米などと同じ感覚でいるとトラブルになりやすいのは事実です。

 

他のイスラム諸国に比べてドバイは、外国人に対して寛容な部分もあるのですが、全く事情が分からないで行くよりも、少しでも事前に理解しておくことはとても大事なことだと思います。

 

今回のようなことでも場合によっては逮捕ということも十分考えられるので、この国を訪れる方は十分注意しましょう。

 

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