インドのコルカタ空港の両替所で最悪なレートを言われ困ったときの対処法!
2021/03/12
インドのコルカタの空港に到着して市内へ移動しますが、空港で両替を少額だけしようとしても100ドルからしかできないと言われ、最悪なレートを提示してきて困ったことがありました。
これをなんとか対処する方法がないものか考え、どのように乗り越え市内までたどり着いたのかを説明したいと思います。
コルカタ空港の両替所
コルカタの空港は新しくなり、私が初めてインドに来た時の空港とは違い、きれいな空港になっていました。
インドに来るのは10年ぶりくらいになりますが、以前は「カルカッタ」と呼ばれていました。
その頃の空港は、掘っ立て小屋のような作りで殺伐とした印象で、両替も少額からできたので問題なかったんですね。
最悪なレートを言ってくる両替所
空港内の両替所で少額だけ両替したいのに、100ドルからしか両替できないと言われ困ったことがありました。
日本円もダメと言われ、両替レートを聞いてみると最悪なレートを言ってきます。
バンコクで少額替えておけば良かったと思いながら、このレートでは替る気にならないので、もう少し良いレートにしてほしいと交渉するもダメ。拉致があきません。
困り果てる旅行者
私だけなのかなと思ったんですが、他の旅行者も同じように困っていました。しぶしぶ両替している人もいれば、どうしようかまだ考えている人もいます。
市内までは結構距離あるし、ここから電車かバスに乗って市内へ行くだけなのに、100ドルからって愕然としました。
しかも最悪なレート。しかし、インドルピーがなければどうしようもありません。
空港から駅まで
空港からサダルストリートに行くには、電車、バス、タクシーなどの移動方法があります。
電車が一番使いやすいですが、インドのお金がなければ乗れないので、事前に移動費だけでも両替することをオススメします。
サダルストリートに着けば、たくさんの両替所があるので心配いりません。
ダムダム・カントメント駅を目指す
さて、考えた末、ある決断をしてみました。ここにいても仕方がないので、とにかくここを離れ両替できる所を探そうと思い、あてもなく歩き近くの駅を目指しました。
地図を見ながら、道行く人に尋ね駅へと向かいます。一番近い駅は、空港の前にあるのですが両替ができないし、次に近い駅にドゥラ・ナガール駅があります。
しかし、選んだ駅は「ダムダム・カントメント駅」にしました。距離にして4,5kmでしょうか。1時間30分もあれば着きます。
駅周辺で両替所を探す
こんな所歩いている外国人などいないだろうなと考えながら進みます。歩いて約1時間それらしき駅はまだ見つからず更に歩きます。
そうすると人の行き来が少しだけ増えてくるのがわかり、もう少しで着くなと思ったら予感的中です。
近くのインド人に、この近くに両替所はないかと聞くがないとの事。そんなこんなで駅に着いてしまった。歩くこと1時間30分。
究極の奥義「厚かましくてごめん作戦」
「旅の恥はかき捨て」の言葉通り、旅を長くしていると厚かましくなります。でも仕方がないんです、自分を守るのは自分しかいないんだから。
究極の奥義
さてどうしたものか、朝飯食ってないし、腹減ったし、お金ないしと。仕方がない。ここで、めったに使わない究極の奥義「厚かましくてごめん作戦」を実行することにしました。
作戦実行
近くにスイーツ屋さんがあったので、目の前で眺めていると、案の定、店員さんが声をかけてきます。二言三言会話し店員さんにこう言いました。
このお菓子食べたいんだけどインドのお金持ってなくて、1ドルだけ両替してくれない?と聞いてみた。
最初は不思議そうに眺めていたが、事情を話したら快く替えてくれた。(1$=60Rs)
やっと両替出来た
これだけあればスイーツと電車の切符が買える。そう思い。朝飯のスイーツを食べながら電車の切符を買います。
サダルストリートまでの行き方
サダルストリートに行くには、途中の駅「ダムダム・ジャンクション」でメトロに乗り換えないといけません。ここまでの切符が、5Rs。
ダムダム・ジャンクション駅からパークストリート駅まで10Rs。合計15Rsで移動できました。超満員電車に突っ込みサダルストリートを目指します。
サダルストリートの両替所
サダルストリートは10年ぶりに来たのですが、少しこぎれいになっていました。金はないけど、とりあえずチェックインして、やっと両替に行けました。
この辺にある両替所はレートが若干違うので、何件か聞いて周り信用できそうな店で替えることにしました。
両替のコツ
- 自分が納得行くレート以外は両替はしないこと。
- 必ず、その場で、お金を確認すること。
- 破れたり、ペンなどで字が書いてあるものは替えてもらう。
- 少額紙幣より高額紙幣のほうがレートが良い。
- 最初に100ドルまたは1万円だけで交渉し、もう少し上がりそうだなと思ったら、両替額を上げてみて顔色をうかがう。
- で、どうだと言うと、ニヤッとしながら、レートを上げてくれる。
インド人には負けてはならない。そこには絶対に負けられない戦いがある!
両替前にはこの曲⇓を聞いて挑みましょう!集中!集中!
両替ができたので美味しいインド料理を食べに行くことができました。
その他の空港から市内までの行き方などもあるので良かったら見て下さいね。
まとめ
バンコクで両替しておけば、こうもならなかったのですが、仕方ないです。インドではインドの流れに任せるのが1番なんですね。
何も心配することはないんです。なんとかなるんです。これがインドの魅力です。インド特有の流れに身を任せる。一体になる、そうすれば、インドは迎い入れてくれる。
聖なる国インド。ありがとう。