第十九番札所 霊麀山 革堂 行願寺にまつわる幽霊絵馬伝説!西国三十三所巡礼!
2018/03/08
京都御所近くに、西国三十三所、第十九番札所、霊麀山行願寺があります。通称、革堂と呼ばれており、革堂には幽霊絵馬という伝説をもつ絵馬が宝物館にあります。
行願寺周辺には見所が沢山あるので、時間があれば一緒に回ってみましょう。
行き方
- 京都市営地下鉄丸太町駅より徒歩7分。
- 京阪鴨東線神宮丸太町より徒歩6分。
- 住所:京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町
西国三十三所巡礼とは
近畿地方は古来、西国と呼ばれていました。この地方には、観音様が三十三の姿に身を変え人々を救ったことから、観音様を本尊とする三十三の寺院を巡礼してお参りすることが始まりました。
第十九番札所 霊麀山 革堂 行願寺
ご本尊:千手観世音菩薩
革堂・行円上人創建の寺
霊麀山行願寺は、通称革堂と呼ばれています。この寺院を創建されたのが、行円上人という平安時代中期の僧。
行円上人は、仏門に入る前は狩人でしたが、山で身ごもった雌鹿を射止めたところ、その傷口から子鹿の誕生する姿を見、殺生の非を悟って仏門に入ったと言われています。
行円上人は、その鹿の皮をまとっていた事から皮聖人とも呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれるようになったといいます。
本堂内は撮影禁止となっていますのでご注意を。
七福神石像
本堂の左の方に七福神の石像があります。
幽霊絵馬
江戸時代末頃、行願寺近くの質屋に奉公していた子守女を、質屋の主人が折檻して死なせてしまい。慌てた主人は遺体を隠し知らぬふりをしていた。
通夜の最中、彼女の幽霊が現れ事の次第を語ったので、真相が明らかになり主人は捕らえられたという伝説があります。
まとめ
ここ行願寺は西国三十三所の第十九番札所で、近くには第十八番札所の六角堂や京都御所も目と鼻の先にあり、効率よく回ればすべて行ける範囲にあります。
京都は本当にたくさんの寺院や神社があります。それだけ見所がある場所だということですね。1,2泊滞在して、ゆっくり観光するには良いところですね。