ベトナム(ラオカイ)ー中国(河口)国境を歩いて越える&河口を散策!
2021/03/14
ベトナムから中国へ移動するため、ラオカイ(ベトナム側)ー河口(中国側)国境を歩いて越えることにしました。
国境の越え方や中国に入る前の準備、ホテルなどをご紹介したいと思います。
ベトナムー中国国境の越え方
ラオカイ中心部から国境まで歩いて15分ほどで出入国管理局に着くことができます。
目の前に大きなゲートが見え、左側にある建物へと進んで出国手続きを済ませます。
建物のEXIT(出国)の方に進みます。
出国手続きは簡単で、すぐ出国スタンプを押してくれました。外に出てそのまま歩いて橋を渡り、右方向にある建物が中国の出入国管理局です。
中に入り入国カードを取り記入して審査を待ちます。そして中国入国です。
外に出るとベトナムと違って町並みがきれいだし、物も溢れていて近代的に見えてくるのが不思議です。国が変わるだけでこんなにも違うのは面白いですね。
宿は予め決めておいたユースホステルに宿泊する予定だったので歩いて向かいます。中心部から少し歩きますが15分もかかりません。
途中で店の定員さんたちが外に出て体操をしていました。
宿泊したのは、「1982青年旅舎」という名のユースホステルです。1泊ドミトリーで38元(約650円)。
ここを利用する旅行者が少ないせいか、3日間滞在したうち中国人1人が宿泊しただけで、シングルルームのように利用させてもらいました。
Wifiは一応あるけど速度は遅いです。それに中国はグーグルマップやツイッター、Yahooなどを規制しているので繋がりません。
中国以外で筑波大学のVPN接続できるプラグインをダウンロードしておくことが望ましいです。
私は2,3日の滞在だけだったのでやらなかったですが、中国国内では上記サイトにアクセスしても繋がらなかったです。
調べものをしようとしても接続できないので困りますが、飛行機のチケットとかは買えたのでそれ程困ることでもなかったです。
グーグルマップは使えないけど、中国版グーグルマップの百度地図(baidu map)は使えます。
中国入国前に、筑波大学のVPN接続をダウンロードするのを忘れてしまった場合、河口イミグレ川沿いに来ればベトナムの電波が拾えます。
ベトナムで買ったSIMの有効期限が残っていて利用できるのであれば、普通に利用できるのでVPN接続をダウンロードして利用することができますね。
中国側国境の町・河口
河口の町を散策してみました。ほんとにベトナムと比べると物が豊富で食べるところもたくさんあります。
河口の食事処は、正直あまり期待していなかったのですが、美味しいところも多かったので意外でした。その中で安くて美味しかった所を挙げてみました。
場所は市場の真ん前のお店で、ガラスケースに12元と表示してあるのですぐわかります。
ここがオススメなのは、すべての料理を食べれて、おかわりも自由なんですね。味もまずまずです。
お皿に好きな料理を入れて、ご飯とスープもよそいます。ここはセルフサービス型のお店です。
1度に数種類の料理をお腹いっぱい食べられ、しかも12元と安く美味しい。ただ1つ注意したいのは壁に貼ってあった1枚の紙。
禁止浪費10元。これは入れすぎて食べれなくて残してしまった場合、10元貰いますよーてこと。うまいやり方ですね。
ここは結構流行っていたので地元の方には人気の店なんですね。
ここ以外にもう1件あったのですが、ここは先程の店より2元安く10元で食べることができます。種類も多いですが全体的に野菜系が多かったかな。
でも料理は最初の店と負けず劣らず美味しかったです。河口の物価は、コーラ500mlが3元、パンが5元〜、小籠包や水餃子が7元〜と安く食べられます。
河口の出入国管理局周辺は、きれいに整備されており景色もきれいで、なかなか良い感じです。
川沿いにあったモニュメント。
河口の中国銀行で両替する
ベトナムから中国に入国すれば必然的に中国のお金が必要になります。出入国管理局周辺でマネーチェンジしてくれますが、ベトナムドンと中国元のみでレートも悪いです。
日本円やドルの両替はやはり中国銀行へ行かねばなりません。
この中国銀行が曲者なんですね。手続き時間がすごくかかって長いんです。大体40〜1時間はみておいたほうが良いでしょう。
記入する書類が多いのと手続きが遅いのが原因です。以前はこんなに時間がかからなかったのにな。
私が両替をしたいと窓口で言うと、すぐ近くにいた日本人の方と一緒に両替してくれと言ってきました・・?意味わかりません。
おそらく外貨両替をするには、手続きが面倒で時間がかかるので、まとめてやりたいのでしょう。結局40分位で両替が終わりました。あ〜疲れた。
河口のホテル情報
今回、宿泊した宿はドミトリーの部屋でしたが、あまり快適とはいきませんでした。それで他に安くて良いホテルがないのか探してみることにしました。
国境から近いところは、どこもシングルで60元(約1000円)くらいのところが多かったです。どこの国でもそうですが、中心部から離れていく程ホテルも安くなるものです。
国境から歩いて25分くらいの所には、1泊40元(690円)でシングルルーム&シャワー・トイレ付・Wifiありのホテルがたくさんありました。
場所は、私が宿泊したユースホステルから歩いても10分くらいのところにたくさんあります。近くには市場もあって何かと便利です。国境からだと25〜30分かな。
私が宿泊していたユースホステルのドミトリーが38元。こちらのホテルがシングルで40元。どちらがお得なのかは誰でもわかりますよね。次回来ることがあればここにします!
まとめ
ベトナムから中国に入っただけで、こんなにも状況が変わるのが面白かったです。中国はほんとに物が溢れていて、町が綺麗で食べる所も多いので普通に快適でした。
ホテルも中心部から離れていくと、安くて快適なホテルがたくさんあることもわかり、意外と長居するには良いところなのかなと感じました。
両替の手間やネット環境とかクリアできれば、更に快適になるのは言うまでもありません。中国は英語があまり通じないので、旅の指さし会話帳中国などは必需品ですね。