太陽が海から昇り海へと沈む唯一の場所!インド最南端の聖地カニャークマリ!
2018/03/08
インド最南端のヒンドゥー教徒の聖地カニャークマリが、昇る朝日と海に沈む夕日が見れる唯一の場所ということで、ラーメーシュワラムから、カニャークマリに向かいました。
巡礼者にとっては、1度は訪れたい聖なる場所でもあり、たくさんの参拝者が来ています。
南インド最高の朝日が見れるラーマーヤナ伝説の地ラーメーシュワラム!
行き方
ラーメーシュワラムからバスで6、7時間。
マドゥライからバスで6時間。
トリヴァンドラムからバスで3時間。
コモリン岬
カニャークマリのことを、別名コモリン岬とインドの人は呼んでいる。インド大陸の最南端、昇る朝日と沈む夕日が見れる唯一の場所。
アラビア海、インド洋、ベンガル湾がまじわる、巡礼者たちにとっては、聖なる場所の1つでもあります。
その聖なる場所に来て沐浴し、体を清め、来世の為に祈ることが、ヒンドゥー教徒たちの至福の時なのであろう。
ガーンデイ記念堂
この記念堂は、マハートマー・ガーンディーの遺灰が、ここから海に流されたことで建てられたものです。
クマリ・アンマン寺院
町の由来になった、女神クマリを祀る寺院。クマリは処女神であるため男性は、上半身裸でルンギーを履いて参拝することになっています。
ヴィーヴェーカーナンダ
南端のガートまで行くと、左手に、大きな像と建物がある岩が、海上に見えます。
この場所は、ヒンドゥー教の宗教改革者ヴィーヴェーカーナンダが瞑想したことで建てられたもので、ここまで行く渡し船があります。
昇る朝日と沈む夕日
同じ場所から、昇る朝日と海に沈む夕日が見れるなんて幸せなことです。聖地としては最高の場所でしょう。
朝早く、昇る朝日を見ようと思い、宿の人に何時頃がベストな時間か確認したので、少し早めに行ってみました。
まだ少し暗かったですが、人はどこからともなく集まってきて、人の流れにのってガートを目指します。
ベストな位置を確保して待機し、すると、人がぞくぞく集まってきて、いつの間にか周りにぎっしり人が集まりました。
少し明るくなり、今か今かと待ちわびるインド人と私。水平線が黄色く輝きだしてきます。きれいだ。
少しずつ、少しずつ、昇ってきては水面に光を反射させ、黄金色に輝かせるカニャークマリの朝日。最高に美しい。
すると、インド人が沐浴を始めだします。太陽の光を全身に浴びながら、聖なる水で沐浴し祈る姿、なんとも美しい。
やはりインドには神様がいる。そう思わせる瞬間でした。
ホテル
メインロード周辺とクマリ寺院周辺に手頃なホテルがあります。私は、Tri sea cottageに宿泊しましたが、なかなか良かったです。
まとめ
インド最南端の聖地に来れて本当に良かったと思います。インドは、ほんとに不思議です。
見るもの感じるものすべて、心を洗い流して、きれいにしてくれる。奥が深いです。
ラーメーシュワラムの朝日もきれいで素晴らしかったけど、ここから見る朝日は、何かが違って見えました。同じ朝日なのに。
やはり、ここは聖地なんだと確信しました。