トルコ・エルズルムからイラン・バーザルガーンへ陸路国境越え!
2020/02/03
トルコのエルズルム観光後、イランに向かうためドウバヤズットに向かいます。乗り合いバンに揺られながら約5時間の移動です。
アララト山が目の前を通り過ぎて行き、存在感の大きいとてもきれいな山です。
ゆっくりと眺めたかったですが時間がないので今回はドウバヤズットに滞在せず、イランとの国境沿いの町ギュルブラクに向かいます。
バンの運転手にイランに行くと予め伝えていたので、ギュルブラクに行く乗り合いバンのところで降ろしてくれました。
ギュルブラクへは、ここから30分ほどで到着です。トルコからイランへの陸路国境越えを解説したいと思います。
エルズルムからドウバヤズットへの行き方
エルズルム市内から路線バスでバスターミナルへ向かいます(3.5リラ:約66円)
バスターミナル内でチケット購入しますが、すご~く不親切な対応で、たらい回しにされます。
結局、最初に確認したカウンターで購入することになり運賃50リラです(約950円)。ドウバヤズットへはバスではなくバンでの移動でした。
コーカサスからトルコに来て、きれいに整備された道路や清潔感があって、さすがトルコだなと思ったものですが、人はコーカサスの人々の方が友好的でした。
ドウバヤズットからギュルブラクへの行き方
エルズルムから走って来たバンは、ギュルブラク方面とドウバヤズット方面の分岐点で停車し、イランに行く人を降ろしてくれます。
降りた所にギュルブラク行きのバンが待機しています。運賃8リラ(約152円)。所要20〜30分。
到着場所はトルコのイミグレ前です。
トルコーイラン国境越え
トルコ側の出国審査は、イランビザのチェックに少し時間がかかりましたが、意外と早かったです。
イラン側は服装には気をつけよましょう。服装に厳しいイランです。
私はエルズルムから半ズボンで乗車し、トルコの出国審査場のトイレで着替えればいいと軽く考えていたら行きそびれてしまった。
仕方がないのでそのままイランの入国審査場へ向かいます。
案の定、指さされて嫌な顔をされます。バックパックの中にジーンズがあるんだけど・・・と言うと、すぐ近くの礼拝所で着替えてこいと言われ着替えます。
着替えを済まし出て行くと別のスタッフの方が、別室で確認したいことがあるからついて来てと言われます。
どこでも聞かれる軽い内容の確認でしたが気持ちよく後にしました。
ですが、ビザを返されていないことに気づきます。再度、ビザはどこにあるかと聞くと知らないと言われます。
入国スタンプはパスポートには押されずビザ用紙に押されます。結局、質問した方がよくわかっていなかったようで、返すのを忘れていたようです。
出国時にはビザは没収されるので失くさないように保管しましょう。また、ホテルにチェックインする時に必要なところもあります。
危ない所でしたが念願のイランに入国です!
イラン入国後バーザルガーンへ
とうとう念願のイランに入国できました!国境から一番近い町はバーザルガーンと言う所で距離にして2kmほどです。
外に出ると両替商が近寄ってきましたが、レートは少し悪かったので市内で替えることにします。
初イランでの第一印象は?とにかく「緑がない」「人が超親切!」「暑い」でした。
国境から歩いて市内に向かい30分ほどで到着です。乗り合いタクシーもあるので歩くのがダメな方は利用しましょう。
バザールガーン滞在
中心部に到着後、ホテルを探します。どこも値段は高めで1件安い所があったけど、変な親父だったのでやめました。
ですが、探しても安宿がなく1泊100万リアル(約923円)が相場な感じです。
でも、すれ違うイラン人みんな親切なので安いホテルを探していると言うと、すぐ力になってくれるという超感動ものです。
日本人というと更に親切になります。このような国はなかなかないですね。
結局、親切なイラン人に車でホテルまで連れて行ってもらい、おまけに値段交渉までしてくれました。何もしないで50万リアル(約462円)で泊まれました。
ドミトリーだけど他の宿泊客がいなかったので1人部屋になるという超ラッキーな1日です。
バーザルガーンの人達は、ほんとに親切な方が多くイラン最初の日だったのでかなり嬉しかったです。
ここだけ特別な場所だと思っていましたが、親切なイラン人は出国までずーと続くんですね。ほんと素晴らしい人、素晴らしい国です!
イランを旅する方は片言でもいいからペルシャ語を覚えておきましょう。きっと素晴らしい旅になるでしょう。
まとめ
初イラン訪問ですが、最初から素晴らしい出会いや文化などに触れ、また来てみたいなといきなり思いました。
過去、イランビザ取得が高くて面倒で不便な面もあり大変でしたが、今は状況が変わっているので今行った方が良いかなと感じました。
旅行者にはとても評判がよく、イランはすごく良かったという方が多いのもうなずけます。
その目でイランを確かめてみましょう!