アゼルバイジャンビザ(観光)は空路で入国すると日本人は無料!e-Visaでも23US$で取得できる!
2019/09/08
今回の旅でコーカサス地方を旅することになり、アゼルバイジャンにも行く計画を立てていました。
アゼルバイジャン入国には、日本人は空路の場合はビザが無料で取得でき問題ないのですが、陸路入国した場合は適用されず予めe-Visaを取得する必要があります。
費用もそれほど高くはなく取得に関してもオンラインで簡単に手続きでき、取得日数も早く取りやすくなっています。
今回の入国は空路だったのでオンラインでビザ取得はしませんでしたが、一時は陸路入国も考えていたのでe-Visa取得までの流れも併せてご紹介したいと思います。
アゼルバイジャンビザ
日本人がアゼルバイジャンに入国する場合、空路と陸路の入国ではビザ料金が異なります。
空路の場合はアライバルビザ(e-Visa)を取得することになりビザ料金も無料で済みます。
一方、陸路入国の場合は事前にe-Visaを申請して取得することになり、こちらは有料で23US$のビザ料金が必要になります。
どちらで取得するかは個々の旅のスタイルで変わってくると思いますが、空路入国の場合はビザ料金が無料なうえに手続きも簡単なので空路入国がオススメです。
空路入国の場合はビザは無料
空路で入国した場合は流れに沿って進んで行けば、自分で手続できるようになっていて、近くにサポート係の方がいるので、わからなければ聞けるので問題ないでしょう。
到着後、流れに沿って歩いて行くと「VISA」と書かれた場所に機械が8台ほど置かれています。これでビザ取得手続きをします。
ただ遅く着くとかなり待たされます。日本人は決済手続きがないので、あっという間に終了します。
モニター画面に各国の料金表が表示されるのですが、日本人は「No Fee」と書かれていて、ちょっと優越感に浸ります。
世界中で日本人だけ無料でビザが取得できるんですね。
アライバルビザ(e-Visa)取得の流れ
①並んで待っていると自分の番が来たのでビザ取得手続きに入ります。
②最初に英語表記にします「EN」というところを押せば変わります。
③そしてパスポートをスキャンして、出てきた画面を埋めていきます。パスポートは「Ordinary」でOKです。
④ホテルやメールアドレス、電話番号などの入力を完了すれば、アライバルビザ(e-Visa)の「ASAN VISA」が取得できます。
⑤完了すると用紙が1枚出てきます。これにはVISA番号や氏名、パスポート番号などの情報が記載されています。
アゼルバイジャン出国時に必ずこの用紙が必要なので、なくさないように気をつけましょう。
また、アゼルバイジャンに15日以上滞在する予定がある場合は、入国後、移民局に行き滞在登録をすることが義務付けられています。
あとは入国審査だけですが、審査官が入念にチェックしているので、すごく時間がかかりました。
いくつか質問されるだけの簡単なものでしたが、無事アゼルバイジャンに入国です!
陸路入国の場合はビザが必要
アゼルバイジャンに陸路で入国する場合はビザが必要になってきます。
今やビザ取得もオンラインで取得する流れになってきているので、やり方は簡単で手間も少なく費用もそれほど高くありません。取得日数も早いです。
今回は空路入国だったので取得する手間が省けましたが、一時は陸路で入国も考えていたので途中まで実際にシュミレーションがてらやってみました。
ASAN VISA申請サイト⬇
アゼルバイジャンのe-Visaを取得するまでの流れを簡単にご説明します。
e-Visa取得までの流れ
①まずアゼルバイジャン共和国の公式電子ビザポータルサイトのASAN VISAに行き、画面左下の「APPLICATION」か左上の「Single entry-visa」をクリックします。
②次の画面では国籍やパスポートの種類などを選択します。旅行書類は「Ordinary passport」を選択。終われば「Continue」をクリックします。
③次が入国の目的を選択します。観光なら「Tourism」を選択。発給日数は3営業日と3時間と選択できますが、3時間の場合はその分手数料が加算されます。
④次が入国予定日を選択するとビザの有効期限が表示されます。3ヵ月有効。滞在は30日を超えることはできません。
15日以上滞在する場合は入国後、移民局へ行き滞在登録する必要があります。
そしてビザ料金20US$と手数料3US$が代金ですが、実際には決済手数料もかかります。問題なければ「Continue」をクリックします。
⑤すると「電子ビザの発行条件」が出てきます。条件を受け入れるならクリックします。
⑥次の画面に行く前にポップアップ画面で、記入例やパスポートの画像の正しいアップロード方法などを確認できます。
確認して大丈夫なら「OK」をクリックします。
⑦そして個人情報をすべて入力していきます。
名前、生年月日、電話番号、住所、パスポート情報などを入力します。
⑧そしてパスポートの写真があるページの画像をアップロードします。予め用意しておくとスムーズです。
パスポート画像が枠に収まっていて、ピンぼけや文字が読めない、反射しているなどないように気をつけましょう。
⑨最後にナゴルノカラバフ共和国の渡航履歴の有無を確認されます。渡航履歴があると100%ビザは発給されません。
ナゴルノカラバフはアゼルバイジャンの自治州でしたが、ソ連崩壊後、アルメニアとの間で戦争が起き現在はアルメニアの占領地になっています。
アゼルバイジャン入国時にも、アルメニアに渡航履歴があると嫌な顔をされたりするので、両方訪れる場合はアゼルバイジャンを先にした方が無難です。
⑩すべて入力して間違いがないか確認し、良ければ「Complete application」をクリックします。
⑪と、私はここで終了です。
⑫このあとの流れとしては、メールアドレスに支払い案内のメールが届くので、8時間以内に支払いを済ませると3営業日以内にビザが発給されます。
そのビザをプリントして入国時にパスポートと一緒に渡すだけです。
お疲れ様でした!
実際のアライバルビザ(e-Visa)取得はどうだった?
ドバイからアゼルバイジャン航空に乗ってバクーに到着しました。
機内からそのまま流れに沿って進むと「VISA」と書かれたところで手続きします。機械が8台ほどあり到着した時にはどこも長蛇の列です。
日本人はビザが無料ですが、他の乗客はビザ代を支払うのにカード決済しないといけないので時間がかかります。
やり方がわからない人や家族の分をまとめてやるので意外と時間がかかります。
そして私の番が来たので始めますが、特に難しいところもなくあっという間に終了しました。
あとは出てきた「ASAN VISA」の用紙を取り入国審査へ向かうだけです。
ほんとに短時間であっという間にビザ取得できたので、空路で入国する方がすごく便利で簡単だと思いました。
まとめ
今回初めてアゼルバイジャンに行くことになり、当初はe-Visaを取得することを考えていました。
ですが、予定は変わるもので空路入国したため、ビザ料金は無料になり手続きも簡単だったので結果的には良かったです。
オンラインでのe-Visa申請も特に難しいこともなく、こちらも簡単に取得できると思うので、アゼルバイジャンに旅行に行かれる方は自分の都合の良い方法で取得してみましょう。
陸路、海路入国の場合だと、イラン、ジョージア、カザフスタンからの入国と限られ、旅のルートも考えないといけません。
でも、どちらにしてもビザ取得は簡単で費用も安くて取得し易いので、頑張ってビザ取得に挑みましょう!