バンダル・アッバースからシャールジャへ海路国境越え!素晴らしい国イラン旅完了!
バンダル・アッバース市内からタクシーで港入口前で下車し中へ進んで行きます。
約200〜300m先に大きな建物があり、そこで乗船手続きが行われます。いよいよイランともお別れです。
イランからアラブ首長国連邦のシャールジャにフェリーで行くため、出国手続きから到着までの流れを解説します。
チェックイン
早めに到着した為、出発まで時間があるのでここで待機します。
2階にはレストランがあり、売店もあるようですが、チェックインの少し前くらいから開く感じです。
まず、出発の2時間くらい前にチェックイン開始とアナウンスがあります。
沢山のカートに荷物を載せて待機しているイラン人が多く、この列に並ばないと行けないんだろうか?と思っていたけど、全く関係なく中へ入ってチェックインカンターの前で並んでいればOKでした。
外国人はまとめて先にチェックインを済ませてくれるので、さすがイランだなと思いました。ただ、女性や子供が優先なので慌てないようにしましょう。
チェックイン時にチケットを見せると乗船券を渡されます。
この乗船券を乗船時に渡すと半券が戻ってきます。これが朝食と引き換えになるので無くさないようにしましょう。
出国審査
その後、少し待機して出国審査が始まります。チェックインも出国審査も同じフロアーでするため楽です。
そして出国手続きをします。ここでも女性と子供が優先です。
パスポートとビザを渡すと、そのまま荷物検査に進めと言われます。パスポート返してくれないの?と思いますが、後で戻ってくるので大丈夫です。ビザは返ってきません。
そして荷物検査後、再び待機しているとパスポートを返却してくれました。
乗船
そして乗船です。船は日本の船でドアの部分に日本語が書いてあったりと懐かしい感じがしました。
一応、座席番号は記載してあるんですが、どこでも良いみたいです。
女性や家族連れの人は前のスペースとなっているようです。男性は後ろの席みたいです。
室内はエアコンも効いているし、席は広くてガラガラで横になれて良かったです。ですが、出発時間の9PMになっても出発せず船内で待機します。
船内にて
午後11時くらいに夜食が配られました(運賃に含まれています)最後のチェロウ・キャバーブです。
そして横になり出発を待ちますが12時になってもまだ出発せず、欠航?という言葉が頭の中をよぎりはじめます。
この船でシャールジャに行かないと、ドバイからのフライトが無駄になってしまいます。ビザのこともあるし不安がよぎります。でも待つしかありません。
横になって少し鬱々して外を見てみると、う~動いてるー!めっちゃ嬉しかったです。これでなんとかシャールジャには行くことができます。
出発時間から約3時間半遅れの出発になりましたが、無事に到着してくれればそれで良いんです。フライトは夜だしね。
船は順調に進み朝7時くらいには朝食のサービスが始まりました。アナウンスなどないので周りの乗客の行動を見て判断しましょう。
チケットを渡すと簡単な朝食を渡されます。
あとは到着までゆっくりします。船内は無料Wifiなどはないので音楽などを聴いて過ごしました。
シャールジャ到着
そして12時過ぎにシャールジャに到着です。
下船後、荷物はトラックに預けバスで入国審査場へ向かいます。これが曲者で時間がすごくかかります。
UAEやイランの人は目の検査があり、その後入国手続きに入ります。外国人は目の検査はないですが、女性、子供優先で進んで行くのでかなり時間がかかります。
外国人はまとめてしてくれました。その後、荷物検査場へ移動しますが、荷物をすべて調べられます。終わればようやく入国完了です。
ここで思ったことは、イランとUAEの対応を見てイランは素晴らしい国だなと強く感じました。
なかなか船で国境越えすることも少ないと思うので、機会があれば利用してみるのも良いかもしれませんね。
くれぐれも時間には余裕をもって行動しましょう。
ドバイまでの移動
ちなみにフェリーターミナルからシャールジャのバスターミナルまでの行き方ですが、タクシーは高くバスはないし、炎天下の中を歩くのは大変です。汗だくになります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
フェリーターミナル前を港湾の方へ進むとアブラ乗り場があります。
一体どこに行くんだろうか?とりあえず乗れ!ということで乗ってみると、行きたい方向とは逆に進んで行きます。
乗ってしまったものは仕方ないですが、仮に港湾沿いを歩いて行った場合だと5〜6km程の距離があり、アブラ到着場所からだと1.5kmと距離が短縮できるので少しは楽です。
汗だくになりながらシャールジャのバスターミナルに到着し、ドバイ行きのバスのチケットを購入します(10DH)
ここからドバイまでは30分ほどと近いので楽な移動です。その後、ドバイ国際空港へ向かいマニラ経由で日本へ帰国しました。
まとめ
これで今回のコーカサス、トルコ、イラン旅が完了です。
現在、コロナウイルスで海外旅行ができませんが、早く収束して旅が自由にできるよう祈るばかりです。
なので、次回は自分が本当に行ってみたいところを選んで旅したいと思います。
旅はやっぱり良いもんですね。