シヴァ神を祀る世界遺産パッタダカル寺院群は平和な空気が漂っている所!
2018/03/08
バダミの石窟寺院群の観光を終え、次は世界遺産のパッタダカルに行かなければなりません。
パッタダカルは、バダミからもすぐ行けるので併せて訪れると効率的です。
小さな村に世界遺産があるというのは、村の人達もきっと誇りに思っているに違いないでしょう。
行き方
バダミのHotel Sanman Badamiの前から、パッタダカル行きの乗り合いバンがあります。15Rs。
1時間ほど埃っぽい大地を走り続け、目的地の遺跡前まで運んでくれます。
パッタダカルの世界遺産
パッタダカルの寺院群が世界遺産に登録されたのが1987年。ヒンドゥー教の建築様式は南方様式と北方様式とあり、この寺院群は、その両方が混在しています。
現在、敷地内には9つの寺院があります。屋根の部分が、ピラミッド形は南方型、砲弾形は北方型です。
ヴィルーパークシャ寺院
パッタダカル最大のシヴァ寺院です。屋根がピラミッド形なので南方型となります。本殿内、側面に彫刻されたものは、迫力がありきれいで見応えがあります。
本殿周りは塀で囲まれ、寺院正面にシヴァ神に使える牡牛の像ナンディがそばにいます。
南方型寺院群
ヴィルーパークシャ寺院の他に、あと2つの南方型寺院があります。マリカールジュナ寺院とサンガメーシュワラ寺院がそうなります。
ヴィルーパークシャ寺院を一回り小さくした寺院です。色がきれいで彫刻も見事です。
北方型寺院群
北方型の寺院は屋根が砲弾形になっています。ガラガナータ寺院、パーパナータ寺院など含め4つの北方型寺院があります。
カジュラホなどでも、この様式の寺院がありましたね。すごく細かな彫刻です。インドの彫刻は、ほんとに素晴らしいですね。
遺跡周辺
遺跡周辺には、簡単な食堂、雑貨屋があり食事には困りません。バスの時間まで時間があるので村の中を散歩してきました。
遺跡から少し離れたところにも寺院があり、村の人は気さくで優しかったですね。
予定では、ここからアイホーレという遺跡がある村まで行く予定でしたが、時間が遅かったのでバスには乗れませんでした。
バイクタクシーで運んでやるといったインド人がいたけど、ぼったくり料金を提示してきたのでNo Thank youでした。やはり、ここはインドだ。
まとめ
パッタダカルは世界遺産ということで来ましたが、インドの遺跡が好きな方なら来るべきところですね。
この周辺には見所もたくさんあるし、バダミを拠点にしてまわれば楽しい旅になると思います。
治安は?という言葉が、この村には存在しません。ここまで来るには時間がかかりますが、来てみれば納得する結果になるでしょう。
バダミ、パッタダカル観光後は、旅行者の沈没地ハンピに向かいました。