京都の大原三千院と寂光院へ路線バスで行く!静かで自然豊かな里に癒やされた!
2020/09/20
京都の大原三千院と寂光院へ1泊2日の観光に行ってきました。
かねてから京都で行ってみたい場所の1つでもあり、じゃらんのGo toトラベルキャンペーンで安く宿泊できるこの機会に訪れることにしました。
コロナも少し落ち着いてきたのと、久々の旅にわくわくしながら大原の里で癒やされる、そんなイメージを持ちながら向かうことにします。
大原は自然豊かで人々も親切、やっぱり旅って良いもんだなと改めて感じます。
早く自由に旅行できる日が来ると良いですね。
大原への行き方
京都駅構内の2階に京都観光案内所があり、パンフレットが充実していてスタッフの方も親切に対応してくれるので、バスに乗る前に立ち寄りましょう。
京都駅前に各方面行きのバスターミナルがあります。
大原方面はいくつかバスの路線がありますが、17系統のバスだと終点が大原です。これが1番安い運賃です(560円)
乗り場はC3から乗車できます。
1日券もありますが大原へは追加料金が発生し330円必要です。1日券は600円で購入できます。
京都の中心部を回るなら3回乗れば元が取れるお得な券ですが大原は別です。
片道1時間が目安で、交通事情によりそれ以上かかることもよくあります。この日はどしゃ降りの雨でした。
バスより早く行くには地下鉄とバスを組み合わせる方法もあります。こちらだと少し割高になりますが早く到着できます。
京都駅から国際会館前まで地下鉄で行き、バスに乗り換えて大原に行きます。
運賃は地下鉄が290円、バスは350円の合計640円です。所要50分くらいです。
大原三千院
大原に到着したときには雨も上がり天気も良くなってきました。
大原三千院は、大原バスターミナルの東側にあり徒歩10分ほどと近いです。
緩い上りですがお土産屋さんなど見ているとアッという間に到着します。
京の漬物で「志ば漬け」「すぐき」「千枚漬け」が京の三大漬物として知られていますが、志ば漬けは大原の里が発祥地、すぐきは特産品として京漬物の里になっています。
私は「すぐき」という野菜があるのさえ知りませんでした。アブラナ科の二年草でかぶの一系統ということです。
小さな滝が見えると三千院門跡に着くので、階段を上り参道を更に進みます。
参道がよく整備されており、お土産屋さんやお食事処もありますが、閉まっているお店が多かったです。
ようやく三千院の御殿門にたどり着きました。石垣も見事で滋賀の大津にある日吉大社の石積みと同じ技術だということです。
拝観料は700円です。いつも思うんですが、日本の神社や寺院の拝観料、参拝料って高いですよね。半額くらいが丁度良いんではないかな。
京都だと数え切れないほどの神社や寺院があるので大変ですよね。
入口と出口は別の場所になるので、ビニールの袋に靴や傘などを入れて持ち運ぶスタイルです。
最初に着いたのが客殿で、ここできれいな庭園が眺められます。堂内は写真撮影禁止です。庭はOKです。
赤い絨毯のところは座れません。なぜかというと、このエリアはお茶を楽しむための席ということです。
一服500円で茶を飲ませてくれるので、そのため用のシートになります。庭園を眺めながら一服するのも風情があって良いもんですよね。
その後、順路に沿って進んで行くと宸殿に着きます。ここでお参りします。
その後、外に出て美しい庭園を散策します。
苔の絨毯とも言いますか、なんとも美しいものですね。
もみじもたくさんあるので、紅葉の季節なら美しいのでしょう。
そして、往生極楽院へ行くとお坊さんがお経をあげていたので、私も一緒になって参拝しました。心が落ち着きますね。
お寺や神社に来ると自分自身に戻るというか、1人の人間として素直な気持ちになれます。
その後、わらべ地蔵様が庭園内におられます。ユニークなお地蔵様です。
その後、弁財天、あじさい苑、金色不動堂、観音堂、鎌倉時代の石仏、猫地蔵を見て終了です。
敷地の外に出ると「宝物館」があり無料で入場できます。
寂光院
次に向かったのは寂光院です。寂光院はバスターミナルから西へ10分ほどと近いです。
バスターミナルにあるトイレがある方から川に出て、橋を渡れば看板が出ているので行きやすいです。こちらも少し緩めの上り坂です。
見渡す山々や集落をみていると、のどかで平和な場所だなと思いました。
歩くこと10分、ようやく寂光院の入り口に到着です。入って右側に受付があるので拝観料600円支払います。
寂光院は天台宗の尼寺で、平清盛の娘・建礼門院徳子が平家滅亡後隠棲した所です。平家物語ゆかりの寺としても知られています。
中に入り階段を上がって行くんですが、すごくきれいな風景がしっとりします。以前訪れた貴船の階段を思い出しました。
門をくぐり目の前には本堂と庭園がある小ぢんまりした敷地内です。
本堂に行き参拝しようとしたら、女性の方が中へ入って自由に参拝して下さいとおっしゃってくれました。
中に入りお参りすると寂光院のお話をしてくれます。
敷地内はきれいに整備してあり苔やもみじが美しく、こちらも紅葉の季節に来るときれいなんでしょうね。
見るべきところは少ないですが、私は小ぢんまりしたところが好きなので、来てよかったです。
2時半頃大原に着いて寂光院と三千院を観光できたので、移動も含め2〜3時間もあれば十分観光できると思います。
戻る途中に見つけた「白味そアイス」あいにくお店が閉まっていたので食べそこねたのですが、いったいどんなアイスなんでしょうか。
宿泊は民宿「旅荘 茶谷」
今回、大原の宿泊先は、じゃらんのGo toトラベルキャンペーンを利用し、民宿の「旅荘 茶谷」という1泊2食付きの格安のお宿に泊まりました。
「Go toトラベルの宿泊35%OFFクーポン」と「じゃらんの1200円割引クーポン」を併用して、1泊7820円の宿泊費が3890円で2食付き。
宿泊税200円は別途必要だったので合計4090円で宿泊できました。
場所もバスターミナルから5分程の距離で宿の人も親切です。
部屋は4.5畳と狭い部屋だったのですが、8畳ほどの広めの部屋を使わせて頂きました。ありがたいことです。
コロナの影響で宿泊客はわずかでした。なので夜はコオロギが鳴いて静かな夜でした。
夕食は高級シャモのすき焼きです。朝食もボリュームがありお腹いっぱいです。
今回の宿泊予約は「じゃらん」で予約しました。Go toの割引クーポンとサイト独自のクーポンを併用すると格安で宿泊できます。
楽天トラベルも同じ様なクーポンがあるのでが、自分が利用しやすい方で予約したいですね。
まとめ
今回、久々に旅行気分を味わえたので、また頑張ろうという気持ちになれました。
リフレッシュすると気持ちも軽くなってくるので、旅は生きる上では大事なものだと言うことなんでしょうね。
Go toトラベルキャンペーンで、驚くほど安く宿泊できるので、何もかも忘れてのんびり温泉につかってリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。